青い花

読書感想とか日々思う事、飼っている柴犬と猫について。

箱根旧街道と関所の旅

2020-08-17 09:03:50 | 日記

週末に箱根に行ってきました。
8時40分くらいに恩寵箱根公園そばの駐車場に到着。そこから、箱根旧街道杉並木→箱根神社→箱根関所の順に歩きました。


















杉並木の中は空気がひんやりしていて気持ちが良かったです。
さすがに「昼なお暗き杉の並木」と謳われるだけのことはあります。江戸時代には、この杉並木が、旅人を夏の日差しや冬の風雪から守っていたんですね。




杉並木を抜けて、芦ノ湖に出ました。
まだ九時半くらいでしたが、芦ノ湖の付近は早くも暑さを感じる状態。杉並木の中との気温の差に軽く驚きました。
時間的にまだ観光客は少なかったのですが、釣り人の姿は多く見かけました。


芦ノ湖を眺めながら元箱根港を通過して、箱根神社へ。
箱根神社の鳥居は芦ノ湖の向こうに見えていました。大した距離ではないのですが、暑かったので到着する頃には結構汗を書いていました。いい運動です。


箱根神社。
奈良時代より関東の総鎮守大権現と崇敬されている歴史ある神社です。源頼朝や徳川家康も参拝に訪れたとか。














箱根神社の隣には、九頭龍神社本宮の御分霊を祀った新宮があります。
九頭龍口から流れる竜神水には不浄を清める力があるそうですが、今回は見るだけにしておきました。

神社散策を終えてから、恩寵箱根公園までUターン。
多分、十時半くらいだったと思います。芦ノ湖沿いはすでに溽暑でしたが、旧街道杉並木はまだ涼しかったです。


恩寵箱根公園の駐車場から、徒歩2分くらいで箱根関所資料館に到着。
関所見学と合わせて、観覧券(通行手形)は、中学生以上1人500円でした。
資料館には、関所で使われていた武具や各種手形、関所破りの記録、関所日記などの古文書が展示されていました。




資料館を出てから芦ノ湖沿いに少し歩くと関所に到着。
















江戸口御門をくぐり、外屋番所の検札所で観覧券(通行手形)を見せてから見学開始。
両脇に足軽番所と大番所・上番休息所があります。
獄屋、厩、台所、雪隠なども。
関所内各地に職員さんがいて、質問すると色々教えてくれました。


やや急な階段を登ると、遠見番所が。




遠見番所から見下ろす芦ノ湖と関所。
江戸時代には、旅人が芦ノ湖を船で通過するのは禁止されていました。


関所近くの売店で温かいおまんじゅうを食べてから、現地を後にしました。
お昼ご飯は、お蕎麦屋さんで天麩羅蕎麦をいただきました。

この時点で、13時過ぎ。
朝は道が混む前に現地に着くように家を出て、お昼過ぎには現地を後にするのが我が家流。出来るだけ渋滞は避けたいのです。


帰り道に大磯の井上蒲鉾店ではんぺんを購入。
一緒に並べているのは、夫が作ったささみフライです。ビールに合います。
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