青い花

読書感想とか日々思う事、飼っている柴犬と猫について。

秋の神代植物公園散策・その2(大温室~植物会館~植物多様性センター)

2020-09-24 09:00:05 | 日記

前回のブログ〈秋の神代植物公園散策・その1(本園屋外~深大寺~水生植物園)〉の続きです。


今回は大温室から。
ばら園の向かいにある大温室には、合計1300種の植物が集められています。外から見るとガラス張りの要塞のような堂々たる風貌です。
内側は、熱帯花木室・ラン室・ベゴニア室・熱帯スイレン室・小笠原植物室・乾燥地植物室の六つの室に分けられています。
ラン室とベゴニア室の華やかさは、神代植物公園に行くべき理由の上位に位置づけられると思いますよ。






エントランス。




エントランスのキサントステモン・クリサンサスは、今回の神代植物公園散策の理由その二です(その一は、前回のブログに載せたパンパスグラス)。
オーストラリア北東部原産で、日本では殆ど見かけることのない樹木。今年二回目の開花です。

まずは、熱帯花木室へ。














熱帯花木室は果樹がいくつかあったせいか、何とも言えない良い香りがしました。
一番下の画像は、夜来香。家庭園芸でも人気の品種ですね。
ここに展示されているものは、昭和45年にこの施設の職員により日本に導入され、その後国内で初めて開花した個体です。

お次はラン室。




























ラン室とその隣のベゴニア室だけで百枚近く写真を撮りました。どれを載せるか迷いましたが、どれを載せても綺麗なので、枚数だけ抑えてランダムに選出。

ラン室を出て、ベゴニア室へ。




















大輪のベゴニアは、薔薇や牡丹、カーネーションなどにも似ていて、でも、それらよりは丈夫なのが良いですね。中には菊のような花びらやシソみたいな葉の品種も。
私もパッと華やかな鉢を一つ育てたいのですが、我が家には悪戯な猫が三匹もいるので、置き場所がないのでした。
ラン同様、自分で育てるより専門家が育てたものを見に行くのが良いようです。

熱帯スイレン室。






















睡蓮のほかに、変わり咲きのハイビスカスやパイナップル科の植物も展示されています。

小笠原植物室。




小笠原諸島の希少な植物が展示されています。


乾燥地植物室。












サボテン、その他の多肉植物、乾燥地に適応した様々な品種が展示されています。

出口前展示スペース。






食虫植物とハナアナナスが展示中でした。

大温室を出てから、植物会館へ。






植物会館前で展示中の変化朝顔。
午後なのですでに花が萎みかけています。満開の状態で見ることが出来たら良かったですね。
この日は渋滞に巻き込まれ、神代植物公園に着いたのは11時頃だったので、もう諦めていました。朝顔は早朝の花ですから、9時半の開園に間に合ってもどうだったか……。
特に一番下のソライロアサガオ“フライング・ソーサーズ”は本当に綺麗なアイスブルーなので、花びらがピンと張ったところを見たかったです。


秋の七草も展示中でした。

次は、正門を出て、植物多様性センターへ。
東京の植物多様性保全と展示や講座、環境学習プログラムのための施設です。本園から徒歩二分の所にあります。








情報館には、パネルやハンズオンなどで、楽しみながら東京の植物や植物多様性について理解を深められる展示があります。テラリウムも展示されていました。






屋外の学習園では、伊豆諸島ゾーン・奥多摩ゾーン・武蔵野ゾーンに分かれていて、それぞれの土地の環境を再現しつつ、その土地の植物を展示しています。
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