青い花

読書感想とか日々思う事、飼っている柴犬と猫について。

長野旅行・その3上田城

2022-08-22 08:33:16 | 日記
長野旅行・その3は上田城です。
松本城から善光寺に行く道でずいぶん時間をロスしたので、上田城は若干駆け足気味の見学になりました。
熱中症なりかけの身での見学だったので、あれも見落とした、これも見落としたという後悔も残りましたが、それも旅の思い出ということで。


上田城は、天正11年(1583)真田昌幸によって築城されました。
関ヶ原の合戦の後に破却されましたが、仙石氏の時代に再建され、7基の櫓と2基の櫓門が建てられました。
明治維新後、西櫓1基を残し、その他の櫓・櫓門は取り払われました。
城外に移築されていた2基の櫓は後に買い戻され、昭和18年~24年(1943~1949)に現在の南櫓・北櫓として再移築されました。平成6年(1994)には東虎口櫓門が復元されました。


西櫓。
尼ヶ淵側から撮影。
西櫓は寛永3~5年(1626~1628)にかけて、仙石氏によって建てられました。上田城で江戸時代から現存している唯一の建物です。

二の丸堀跡の欅並木を通り抜けると、東虎口櫓門に着きます。


東虎口櫓門。


「信州上田おもてなし武将隊・真田幸村と十勇士」のお二人と撮影。
赤い着物の方が「猿飛佐助」、白と水色の方が「望月六郎」です。
名刺もいただきました(^_-)-☆




真田神社。
東虎口櫓門をくぐり、まっすぐ歩くと上田城本丸跡に鎮座する真田神社に着きます。
真田氏・仙石氏・松平氏という歴代の城主を御祭神としていますが、元々は松平家の御先祖をお祀りする御宮で、松平神社と称していました。



眞田井戸。
この井戸は抜け穴になっていて、太郎山麓や藩主居館跡にも通じていたとの伝説もあります。


真田信繁(幸村)公大兜。


青年眞田幸村(信繁)公之像。
うっすらとクラーク博士風味。


伊勢神宮内宮遙拝所。




厄除け風鈴。


傘のおみくじ。
コメガネさん、大吉を引いたのでそのまま持ち帰ることにしました。

若い参拝客が多いのか、可愛らしいデザインのお守りや絵馬が多数用意されていました。智・仁・勇のイメージが強い真田氏ですが、何故か縁結びのおみくじもありました。

真田神社を後にして、東虎口櫓門の方に戻り、南櫓・北櫓・櫓門の内部を見学しました。
南櫓・北櫓は明治に移築され遊郭として利用されていましたが、昭和24年に現在の位置に復元されました。
入り口は一つしかなくて、見学は南櫓→北櫓の順に回ります。










櫓内には、上田城を中心とした上田の町のジオラマや甲冑・鉄砲などが展示されています。








櫓内から見る風景。
南櫓は尼ヶ淵の崖上に建っているので、内部から急斜面の石垣を見ることが出来ます。かつては千曲川の分流があり、天然の堀となっていました。


上田市立博物館。
館内の展示物は一部撮影禁止のものがありますが、だいたいが撮影OK。ただし、フラッシュは禁止です。
私達が訪れた時には、夏季企画展「上田祇園祭とまちづくり―藩と町と村と、年に一度のお楽しみ」が開催されていました。






















歴代城主の甲冑等の上田藩関係資料、染屋焼コレクション、正保の信濃国絵図、養蚕資料、古文書類など上田地方の中世以降の歴史資料が展示されています。


上田市立博物館・別館。
真田一族の資料は主にこちらに展示されています。本館は仙谷氏・松平氏、別館は真田氏という分け方ですね。
こちらもVRシアターと一部の資料以外はだいたい撮影可(フラッシュ禁止)です。






















甲冑や武具も良いのですが、それより真田氏の手紙の展示の多さに目を惹かれました。

前回の善光寺でも同じことを書きましたが、この日は非常に暑かったです。
夫が途中から気分が悪いと言い出し、私も善行寺滞在中から頭痛がしていたので、VRシアター鑑賞がてら少し休憩させてもらい、無理はやめてこのまま帰路につきました。


いろは堂のおやき。
辛子高菜、カボチャ、餡子。
現地では食欲が無くて何も食べて来られなかったので、これだけ買ってきました。次に長野に行くときは気候の穏やかな時期に行って、食べ歩きも楽しみたいです。
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