酒屋さんが直営しているお店を最近ちらほら見かけるようになった。
その中でも「庫裏(「くり」と読む)」はとても頑張っているお店の一つ。
町田の酒屋が本店、麻布にも支店を開いている「栗原酒店」。
そこの次男さんが一人で経営している。バイトも誰もなし。
肴も本当に少量だけど、こだわりのあるものを出してくれる「日本酒バー」。
お腹が空いているなら前もって食べ物を胃に入れていった方がいいかもしれない。
実は「栗原酒店」は私がよく行く「さくら」の仕入先の酒屋さんなのだ。
その庫裏が、少し前に麻布から銀座に引っ越しをしてリニューアルしたと聞き、
さっそく行ってみた。
ジャズが静かに流れていて、とても落ち着く雰囲気。
6人くらいの小さなカウンターに二人用のテーブルか2、3個ある程度。
とってもこぢんまりしているのは店長が一人で回せる範囲内にしているからだろう。
だから店長との会話も弾む弾む。
小・中・大グラスがあり、小一杯250円位から飲めるのが嬉しい。
えぇ、もう沢山飲みましたとも。
最初は「大信州 純米吟醸」。お通しの豆腐のぬか漬けがとっても合う。
続いて
「てふ 純米吟醸生酒」
「栄田 純米吟醸山田錦」
「浦霞 春酣(春酣) 純米吟醸生酒」
どれも香りが程よくあり、とても飲みやすいと思う。
今日一番面白かったのは「ラブ・フォー・ユー」。
いや、正式名は「南部美人 麗喉芳癒(らぐほうゆ、と読む)」という。
ラベルをぼかしているのは、栗原酒店のホームページの記事で、
「ラベルは来て見てからのお楽しみ」とあったので…
ここでバラしてしまったらいけないでしょうと思いまして。
たまたまこの酒が出てきた時がバレンタインに近い日だったらしく、
店長と酒蔵さんとで、
「ラブ・フォー・ユー(らぐほうゆ…なんとなく発音が似ている)を意識して命名したでしょう?!」なんて言ってふざけていたらしい(笑)。
このお酒は、栗原酒店の社長さんが南部美人の酒蔵に直接申し入れ、
栗原酒店専用を一タンク作るようお願いしたそうな。
自分とこのために一タンクなんて…羨まし過ぎです。
そして最後に飲んだお酒が究極だった。
すべて麹で出来たお酒の飲み比べ。
左「南部美人 全麹仕込み allkoji」と右「まんさくの花 コージーズ」(オール麹だからこーじーず…なんてベタな(笑))。
「全麹仕込み」とは特殊な仕込み方法で、全て麹と水のみで造られたお酒のこと。
口に含むと、じゅわっと耳の下あたりから唾液が出てくるのが分かる。
アミノ酸たっぷり、という感じ。
本当に美味しい。
こんな滅多に出会えないお酒が一杯「400円ほどで」飲み比べできるなんて感動。
それ以上にそこまでこだわって酒を入れている店長は若いながらも、すごいと思う。
こんなに飲んだのに、一人3500円ほど。
落ち着いてゆっくり時間を過ごしたいときにぴったりなお店だ。
[お店情報]
最寄駅:有楽町駅または銀座駅から徒歩10分ほど
住所:中央区銀座6-4-15 トニービル2F
TEL:03-3573-8033
営業時間:17:00~2:30(土は24:30まで、祝祭日は23:30まで)
定休日:日曜
[勝手な評価(5つが最高)]
★★★★★
その中でも「庫裏(「くり」と読む)」はとても頑張っているお店の一つ。
町田の酒屋が本店、麻布にも支店を開いている「栗原酒店」。
そこの次男さんが一人で経営している。バイトも誰もなし。
肴も本当に少量だけど、こだわりのあるものを出してくれる「日本酒バー」。
お腹が空いているなら前もって食べ物を胃に入れていった方がいいかもしれない。
実は「栗原酒店」は私がよく行く「さくら」の仕入先の酒屋さんなのだ。
その庫裏が、少し前に麻布から銀座に引っ越しをしてリニューアルしたと聞き、
さっそく行ってみた。
ジャズが静かに流れていて、とても落ち着く雰囲気。
6人くらいの小さなカウンターに二人用のテーブルか2、3個ある程度。
とってもこぢんまりしているのは店長が一人で回せる範囲内にしているからだろう。
だから店長との会話も弾む弾む。
小・中・大グラスがあり、小一杯250円位から飲めるのが嬉しい。
えぇ、もう沢山飲みましたとも。
最初は「大信州 純米吟醸」。お通しの豆腐のぬか漬けがとっても合う。
続いて
「てふ 純米吟醸生酒」
「栄田 純米吟醸山田錦」
「浦霞 春酣(春酣) 純米吟醸生酒」
どれも香りが程よくあり、とても飲みやすいと思う。
今日一番面白かったのは「ラブ・フォー・ユー」。
いや、正式名は「南部美人 麗喉芳癒(らぐほうゆ、と読む)」という。
ラベルをぼかしているのは、栗原酒店のホームページの記事で、
「ラベルは来て見てからのお楽しみ」とあったので…
ここでバラしてしまったらいけないでしょうと思いまして。
たまたまこの酒が出てきた時がバレンタインに近い日だったらしく、
店長と酒蔵さんとで、
「ラブ・フォー・ユー(らぐほうゆ…なんとなく発音が似ている)を意識して命名したでしょう?!」なんて言ってふざけていたらしい(笑)。
このお酒は、栗原酒店の社長さんが南部美人の酒蔵に直接申し入れ、
栗原酒店専用を一タンク作るようお願いしたそうな。
自分とこのために一タンクなんて…羨まし過ぎです。
そして最後に飲んだお酒が究極だった。
すべて麹で出来たお酒の飲み比べ。
左「南部美人 全麹仕込み allkoji」と右「まんさくの花 コージーズ」(オール麹だからこーじーず…なんてベタな(笑))。
「全麹仕込み」とは特殊な仕込み方法で、全て麹と水のみで造られたお酒のこと。
口に含むと、じゅわっと耳の下あたりから唾液が出てくるのが分かる。
アミノ酸たっぷり、という感じ。
本当に美味しい。
こんな滅多に出会えないお酒が一杯「400円ほどで」飲み比べできるなんて感動。
それ以上にそこまでこだわって酒を入れている店長は若いながらも、すごいと思う。
こんなに飲んだのに、一人3500円ほど。
落ち着いてゆっくり時間を過ごしたいときにぴったりなお店だ。
[お店情報]
最寄駅:有楽町駅または銀座駅から徒歩10分ほど
住所:中央区銀座6-4-15 トニービル2F
TEL:03-3573-8033
営業時間:17:00~2:30(土は24:30まで、祝祭日は23:30まで)
定休日:日曜
[勝手な評価(5つが最高)]
★★★★★
1晩\4,000×20日=\80,000?
うわ~。凄い金額だ。
僕たちは「飲みに出る」ことを「経済する」と言います。地域経済に貢献しているからね。「ねぇ、今夜は経済しにいこうよ」というように使用します。
まぁ、お酒に向かっているときは幸せなのだから「エンゲル係数」=「幸せ係数」と考えてパ~ッといきますか!
それじゃ、かんぱ~い!
なんてステキな言葉でしょう!!
名言ありがとうございます!!
こんな私でも(?)ちゃんと自作のexcel家計簿に毎日付けています。
金額を入れれば勝手にエンゲル係数なんかも出て、グラフで先月の比率も分かるように作っちゃいました。
ちなみに先月は生活食費以外でお酒に使ったのは\40,000ほど(そんなことバラしちゃっていいのかな(笑))。
朝早く起きて、夜のためにせっせとお弁当を作っています。
だって、会社の近くでランチに行くと\1,000は取られるんですもの・・・。
昼は「犬の餌の様なお弁当」でお金をケチっても、お酒はケチれません・・・。
だって、ほら。宮古島が控えていますから。
週2回は通っていた会社近くの大好きな中華屋さんの『酸辣湯麺(スーラータンメン)』も我慢し、帰る道すがらのネオンにも目をつぶり、ひたすら宮古島を思い浮かべています。
「お酒はケチれません」…その言や善し!
もしかしたらすれ違っていたのでしょうか?
庫裏は前から行きたくて、場所の関係上誰も
誘えなかったのですが、今回ようやく念願を
果たしました。60mlで4種類堪能しました。
いやあ、ここもいいですねえ。つまみ正に酒の肴という感じでグッド。
とにかく、いろんな酒を楽しめるのが一番で
すね。トラックバック試してみたけど、うま
くいったかな~。
あぁ~偉いです…。
宮古島…もうまもなくですもんね。いいなぁ。
私は相変わらずネオンが輝いているとふらふら~っと。
昨日も枡新商店(記事にした酒屋さん)にふらふら~っと吸い込まれて行きました。
あそこはブラックホールです…。
>ヒルギさん
おお!行ったのですね!!
でも、私が行ったのは19日(火)だったのです…。
残念。一日ずれていれば。
でもいいですよね!店長の栗原さんも優しいし。
GOOのシステムエラーのせいか?!
今まで洋酒(主にシングルモルト)一辺倒だったのですが(バーにかよいずめ笑)、日本酒の良さを発見したい!と思い(いや、ただの飲み助ですが)、きちんと日本酒を飲ませていただけるお店を探していました。
ひょうんなことから「庫裏」のことを知り、連休の半ば6日に」行ってきました!
とっても素敵なお店でした!12銘柄ほど飲ませていただき、日本酒もいけるぞ!!っていう感じです。
また、おじゃまいたします、いろいろ教えてください!