デヴューって言っても、ムスコだけなんですけどね。
実は2週間後に北海道の雪山へ遊びに行くことになりまして。私は「ムスコの道具はレンタルで十分じゃん?サイズもすぐ小さくなるし」って言ったのに、京セラドームのアウトレットバーゲンに「買わなくてもいいから、どんなもんか見に行ってみよう」と相方。いいけど…
行ったら、見るだけで済まないんじゃないの?
で、予想通りになりましたよ…。 しかもね、板がね、ムスコに合う90cmだと、BURTON しかないわけですよ!BURTON!バートン!私なんてずっと安いノーブランドなのに!BURTONでデビューですかい!!しかもちょー高い(涙)!!!
で、板がBURTONならビンディングもBURTONにしないといけないワケで、このビンディングが、またちょーーーーー高い!!板より高い!!!
そんなこんなで散財しちゃったので「今年はいっぱい滑りに行かなきゃ!!」と相成り、北海道に行く前に、ムスコにスノーボードを慣らせておくべく、スキー場に行こう!ということに。
今年は特に暖かいから「今はどこで滑れるんだ?」と探してみると、六甲山スノーパーク があった!!ここは人工雪だから、暑かろうが寒かろうが関係な〜い♪
この日も、六甲山頂でも10℃近く(笑)。
ちなみに、11月からスキー場はオープンしてるらしい。「関西最速!」だって。すごいなー。
駐車場には全く雪はないけど…
中に入るとこの通り!ちゃんとゲレンデができてる〜〜〜。
でもねー…お金かかるんですよー…リフト券、駐車場代がかかるのはわかるけど、「入園料」までかかる…しかも大人2,100円、3歳以上1,050円。そうそう、それで去年はムスコのソリデビューをここでするのはやめて「ハチ北」に行ったんだった。「入るだけでそんな金かかるんだったらソリで遊ぶためだけに行くのは阿呆らしい!」って。
でもまぁ、今年は事情も変わったから、とりあえず行ってみるか、と。
結論から言うと、練習のためだけに入る(リフト1日券とかは買わない)のはいいかも!!
なんてったって近い。うちから車で30分!それに今回はムスコの練習のためだけに来たから、リフト1回券が150円ってのは、めちゃ安い。(1日券は3,100円)
ゲレンデはまだまだ小さいかなー。いくら関西で最速オープンと言っても、まさに「初滑りのならし」用と言う感じかな。
ムスコにいきなりここを滑らせるのは危険だし、他の滑りたい人にも迷惑なので、まずは端っこで練習!さあ!まずは雪の上に立ってみよう!!
おお?!サマになってる?かっこいいじゃない!(← 親バカ)
「よっしゃ、ちょっとここ(端っこの斜めのとこ)滑ってみよ!」って言うので、つん…と私は押す係。コケるかな?って思ったけど、滑れちゃうからすごい。ただ止まれない(笑)。
そうなのよねー、スノボって止まるのが難しいんだよね。
「いいかー?こっちの足にこうやって体重かけて、腰はこう!こうなったら、右足を前に出す!!」って真剣に教えてるけど…「こう」ってね…めっちゃ分かりづらいよ。
ムスコ、「うん、うん」って言って入るけど、こりゃ絶対に理解してないなーーー(笑)。
しばらく、ハタから見てたカーチャンは思いました…
言葉であーだこーだ言わないで、ムスコのバランス感覚を信じて、好きなように滑らせて、失敗&成功を体験させて、体で覚えた方が早いんじゃないの?
ま、でも、相方もきっと教えるのが楽しいだろうからね、しばらくは私はサポート&撮影(笑)。
ちなみに、やっぱ雪の上だと、そんな暑くもなく。でも寒くもなく、子供が嫌がる「寒い〜!」ってのがないから、ほんっとにデビューには持ってこいの気温だねぇ〜♪
両足がホールドされるボードに少し慣れたところで、ビギナーズパークに行ってみることに。
いやー!この、ね!歩いて下に降りて行けるってのがいい、ね! 私も今でも初めてのスノボ体験を覚えてる。「え???いきなり、この斜面を滑って降りろ…と???」そりゃあ恐怖でしたわよ。
ビギナーズパークは、とってもなだらか。歩いて上まで登れるし、こりゃいい。
で、滑るのはやっぱりここでもできる。レギュラーはもちろん、グーフィもできちゃう(笑)。でも止まれないんだなぁ〜。
帰って来てから、この サイト で私も「親の趣味で子供にスノボを教える場合」ってのをお勉強したけど…
スノーボードで、一番重要なのは、「滑ること」ではなく、「きちんと止まれること」!!まさにこれ!!
でも、今の世の中、すごいですね〜。ムスコの滑りをiPhoneで撮影して、そのあとすぐに動画をチェックしながら、「腰が背後に引けてるから、前にする!いいな!」なーんてことができる。
…まぁ、ムスコご本人が果たして理解しているかどうかは不明ですが。
でも、ま、デビューだから!「楽しい!」って思ってもらえるのが一番。あんまスパルタはしないで、楽しくやろう〜。
って思ってても、たまに相方が「おい!ちゃんと立て!それくらいでめげてたら上手くならねーぞ!」と、イラっとしている様子…そんな時は私がフォロー。飴と鞭、みたいなもんかね(笑)。
1時間みっちりやって、しばし雪遊びタイム。
「ゆきだるま、つくるー!!」って嬉しそう。まぁね、スノボ訓練するより、こうやって自由に遊ぶ方が楽しいだろう…でもね、滑れるようになったら、もっと楽しくなるから!一緒に滑ったら楽しいから!練習頑張ろうね〜。私も教えるの、“忍耐強く” 頑張る!
この後も、練習 → ご褒美の雪遊び → 練習 → ご褒美のジュース などなどを繰り返し、11:30ごろに切り上げ。「まぁ、初回だからこんなもんだろ。」と相方も潔く。
最後のご褒美は、これ!リフト!
「あれ(リフト)乗りたい〜」って、ずーっと言ってたんだけど、やっぱリフトに乗ってからのゲレンデは、ムスコの技術ではまだ早い。
でもパーク内のメインレストランも、エントランスも、このゲレンデの上なので、帰りは1回券の150円×2人分で帰りました〜。(相方は歩いて登った(笑))
A線とB線ってのがあって、B線はゆっくり…にも関わらず、すみません…リフトを止めたのは私です(汗)。降りるとき、板を履いてないと、滑れないムスコと一緒って難しいのだ!!ってのをスタッフさんもわかってくれていて、止めてくれました…ありがたや〜〜〜。
この「最後のリフト」に乗ったのは11:30ごろ。「お昼ご飯を食べて帰ろう」というわけなんだけど、気づけば
私も相方も、めっっっっっちゃ疲れてる!!!!
自分らは、全く滑ってないのに、ムスコにスノボを教えるべく、ビギナーズパークの斜面を登ったり降りたりを何十回と走って往復、しかもムスコに板を履かせたまま押してパークを登る、とかねー。相方は「腰が…腰がいてぇ…」と持病が再発(笑)。
あーだこーだ言いながら、メインレストランの「アルペンローゼ」へ。
まだ早い時期なのか、お客さんが割と少なくて、まった〜りした雰囲気。
食券&セルフサービス形式なのだけど…あーーどうしよう、悩む。
私は とりあえずビール が飲めれば良いのだけど(笑)、そのアテにポテトとか唐揚げは…この疲れた体には重い。。。
というわけで、珍しく?!ラーメンをば。
しょうゆ味で、自家製の角煮が柔らかい〜。
でも、一方…このジャンキーフードばかりなお子様セットが心配なあたし。
これまた見事に「茶系」。まーでもムスコ本人は嬉しそうだから…たまには、こういうのもいいかもね〜。
相方は「ハンバーグ煮込みセット」。
このボリュームでは足りなかったらしく、ムスコが残したカレーのご飯までも平らげておりました。
面白かったのが、食べる前はきゃっきゃと興奮してた息子が、食べ始めたら「ボーーーー」っと魂が抜けたかのように沈黙していたこと(笑)。
私と相方は「はー疲れた!疲れた!」って言いまくってたけど、やっぱスノボデビューしたムスコが一番疲れたんだろうねぇ。ご飯食べながらリラックスするにつれ、ボーーーーーーーーー(笑)。
「今日は、止まれるとこまでできたら帰ろっか!」って言ってたけど、そこまで到達はできなかった。でも、「スノボ楽しかった〜?」って聞けば「楽しかった〜!」って応えてくれたのが、何より嬉しい!
私がスノボを始めたのは20歳をすぎた頃だけど、ムスコみたいな子供だったら、きっとすぐに体得するでしょー!大事なのは「楽しい!」って思えること。そんな練習の場として、六甲山スノーパークはいいな!って思った。
また今週末も、行きまーす(笑)
殿、後ろ向きフォローで大変そう。
北海道楽しみですね、今日は吹雪のようです。
手作り角煮ラーメン、スキー場のレストランとしては、値段も内容もいいですね。
めっちゃ吹雪いてます…明日、飛行機、飛ぶかな…(汗)?!
ムスコに合わせて中腰で走ったりしてたから、もう相方、「腰が痛い痛い」と嘆いてました(笑)。
私は腰は全然大丈夫なんですけど、翌日、やたら上腕が痛くて…「あれか!ムスコを押して歩いたからか!」という感じです。
大丈夫か!北海道での私たち!(笑)