国立自然史博物館に行きながら

アメリカに来て、まだ一ヶ月（もう一ヶ月）でも、
毎日見ているので、だんだん当たり前になってきてしまう光景。


でも、葛飾のオヤジさんに言われて、ハタと重要な事に気付いた。
　
　当たり前になって忘れてしまいたくない。
　たとえ些細な事でもアメリカにしかない事。　
　ちゃんと記憶に残しておきたい。



時間のある日、ふらっと外を歩きながら、スナップショットでも撮ってみることに。



ブロックごとに区切ってる日本とは違って、通りの名前で住所が決まる。
どんな小さな道にも必ず名前があって、必ず標識も立っている。
だから通り名の書いてある地図さえあれば、迷うことはまずない。





マンホールは色んな大きさ、種類があるけど、意外とフツーなんだよなぁ。





コレみると、アメリカだなーって思う。
いわゆる「消化栓」。
なんか、まさにヘルメット被ってる消防士さんみたい。





歩いて3分で着く駅の周りには、こんな情報誌がいっぱい！



カラフルで見てるだけでも楽しいのだ♪
興味のないニュースでも英語の勉強にはぴったりだから、よく持ち帰る。



さて。
駅に来ちゃったし、どっか行くか。

と、地下鉄に乗ることに。（思いつき行動（笑））




ここが切符売り場。
照明が、ちと暗い。
でも全然怖い雰囲気ではない。




機械もやっぱりアメリカンサイズ、デカいのだ（笑）。
しかもお釣りは全部コインでくる。
日本のように500円玉なんて大きい金額はなく、一番高いコインで25セント。

初めて使った時、1.25ドルの運賃に対して10ドル札を入れたら、
スロットマシンのアタリの時のように　じゃらじゃらじゃらじゃらーーー！！！　と来るワケで。
お財布が25セントだらけになって、締まらなくなっちゃったっけ。






切符もデカイ。
しかも、あんましかわいくないんだよな～。なぜにパンダ？！




プラットフォームは、ほとんどの駅がこういう壁。照明もやっぱりちょっと暗い。
でも、ワシントンＤＣの地下鉄は安全なことでも知られているので、一人でも全然大丈夫♪

とはいえ、最低限の危機管理意識は持ってないとダメ。
手から離れた荷物は無くなる（盗まれる）のが当たり前、網棚なんかありえない。
酔っ払って寝ちゃうなんてのも、ありえません・・・。




さて。
メトロがやってきましたー。


向かうは。
スミソニアン！！



その中の　国立自然史博物館　！！


　

１Ｆのモールに、ででーん！とお目見え、お馴染みの　アフリカ象　に　恐竜の化石コーナー　。


でも、私が目指しているのは、１Ｆじゃないんだ～。
２Ｆへ行くと、あったあった！

鉱物と宝石コーナー！

なぜにココかというと。
地下鉄に着いて、ふと思いついたのが、日本の友達リクエストの デマントイドの原石 。

ココにしかないという世界最大の10.4カラットのデマントイド原石を探しに行ってみたかったのだ。


それにしても。

　

おおお！すごーい！！綺麗だ綺麗だ！！
思わずデマントイドを忘れて見入っちゃうよー。

　

ダイヤモンドがデカーー！！
映画「タイタニック」で引用されたホープダイヤモンドは、思っていたより小さい。


と、感動しながらも、一応デマントイドを探してみたのだけど・・・。


見つからないよ～～（涙）。

家に帰って、ネットで調べてみるものの、この博物館のどこにあるかは、なかなか有力な情報が得られず。
（緑色の鉱物、ということは分かった・・・）


ううーん。
やっぱし初めて行ったから、浮き足立って、見つけられなかったんだろうか。

もっと情報を仕入れてから、また行ってみよう！



と、こんな感じで“思いつきお散歩”終了。


ちょっと目を留めるだけで、いろんな「アメリカにしかないもの」がある。
その今を大事にしないとな。