2枚重ねの「ざるそば」ぺろり @ 旗挙そば 源氏（木曽町）

今年の春、木曽駒に来た時、初めて入った木曽ならではの蕎麦を出すお店 が忘れられず。
「ランチに、またあそこ行きたいなー」と言ったら、相方も「俺も！」とな。

あらま！珍しく、私の食の好みに相方も意見が合った（笑）！

と言うことで、この夏の山籠りの際、ランチに再訪したのは
旗挙そば 源氏 です。


前回、訪問するまでそんな人気のあるお店って知らなくて素通りしてたけど、ここはほんとに「また来たくなる蕎麦屋」。

肩肘張らない、The 蕎麦屋っていう店内がまた、いい〜んだよなぁ。


コロナ渦の今は、席数を減らしてるみたい。
通されたテーブルは、前回 と同じ場所。



私個人的には、また来たい！と思った理由は、特に 2つ ありまして。
一つは、前回は父オススメの温かい「鳥南蛮そば」を頼んだ から（これも美味しかった！）、次は基本のせいろを食べたい！
もう一つは、前日までに予約という「天付きざるそば」を食べたい！

前回は、当日にそれを知ったので、食べられず（涙）。
でも！今回は時間にも余裕がある！電話だ！

とかけたらば…

「お盆の期間は予約は受け付けておりませんので、天付きも申し訳ありませんが…」

がーん。。。
そ、そうですか…
そう簡単には、天付き、食べさせてもらえないわけですね…



そしたら、この中で一番高い、とろろ芋付き ざるそば で！


・・・の前に♪

やっぱ、熱燗で蕎麦前よね〜。
地酒の「中乗さん」

山小屋で飲む用にも「中乗さん」一升瓶を買ったんだけど、それはそれ、これはこれ。
お酒と一緒に出してくれる 自家製わさび味噌 がまたうまい。


ちびちび飲んでると、キマシター！

なんでか分からないのだけど、木曽のお蕎麦は、このお店に限らず　一人前で二段。
もちろん、少なめで良い人は一段からも注文できる。

私は幼い頃から木曽に近い地域で育ったので、上京して世の中を知るまで、せいろ蕎麦って普通に二段だと思ってた。
関東で初めて蕎麦を食べた時は「え？一枚？しかも少なくない？で、このお値段？」と（笑）。


もとい。

ざるそば美味しい〜！
なんて言うのかな、この田舎っぽさが良いんだよな。
「あぁ〜、ばーちゃんちに帰って来たなー」っていうどこか懐かしい味わい。

だから、本に掲載されるような、どこぞの有名蕎麦屋さん、みたいな味を求めて、ここには来ていけません（笑）。


ちなみに、相方とムスコが気に入ってリピートしたのは、温かい エビ天そば 。
そう…「エビ天」は、温かい蕎麦なら予約なしでOK。
天付きざるそばに使うエビと何が違うんだろう…
モヤモヤするから、ほんっと前日予約が必要なエビ天を食べてみたいっ！



蕎麦湯もうまーい。
ちなみに、せいろの人だけではなく、温かいそばの人にも、つゆが入った蕎麦猪口を出してくれるのが優しいです。


そして私たち、次の日のランチにも来ちゃいましたー！
（もちろん、この日もお盆で予約はできない）

この日は、もう一つの地酒「七笑」で。


そして、今までメンズが食べてるのを見て、美味しそうだったのが私も食べたくなっちゃったので、同じく エビ天そば で♪
だって、すごい良いつゆの香りがするんだもん。

エビ天は「衣ばっかり」なんてことはなく、ちゃんと大きいしプリプリ。
そして、天かすがつゆに沁みると、これがまた美味し〜いんです。
これはつゆでお酒が飲めるやつ。


2日目のこの日は、厨房がよく見える位置の席だから、まじまじと眺めちゃう。

食洗機とかないみたいで、花番さんたちが手で洗ってる。
これだけの量を手作業は大変だ〜。


花番さんは4人くらい居るけど、奥で料理してるのは2人だけ。
これもすごい！

別荘からも近いし、また来よう♪
ていうか、天付きざるそばを食べるまでは、諦めませんよ！


【旗挙そば 源氏】
長野県木曽郡木曽町日義原野4398
0264-24-2600
10:30～16:00

【以前に行った日記】
・2021/5/4  父オススメの鳥南ばんそば