四谷三丁目に、また良いお店がある、との情報が・・・♪
去年の6月にOPENしたばかりという たく庵 さん。
お店がある場所は新宿通り、という大きな通り沿い。
・・・エ?!こんな所にあるの?! と思って行くと、雑居ビルの入口に、とっても“さりげな~く”看板が。
地下にあるのだけど、その階段上にはコレだけ。
そして降りていくこの階段も、なんとも良い雰囲気。
イイですね~、不思議の国のアリス に出てきそうな “穴” みたい。
この先には酒飲みのワンダーランドの異空間が広がってる・・・っていう空気が漂ってる。
中に入ると、とっても清潔感のある、カウンター中心の店内。
棚には焼酎が整列、そしてカウンターに並べられているお皿も、なんだかステキ~。
友達を待ちつつ、まずはヱビスビール。
お通しは 「鱧南蛮です」 と出される。
・・・って、ええ? お通しから鱧ですか!
しかも、鱧と一緒の野菜が個人的にヒット。
何だろう、コレ・・・シャクっとした歯ごたえの薄い瓜みたいな。
そして出汁がうま~い。
やっぱりお通しで 「おお?」 って思わせられると、その後もついつい期待してしまう。
友達を待ちつつ、カウンター越しに厨房を眺めるのもまた “つまみ” 。
1つ出してはしまう、1つだしては洗う、そんな風にキチっと厨房を保っているので
見ていても気持ちいい。
どうやら、店主と奥さんとお2人でキリモリしてるみたい。
日本酒は、冷たいのも、温めていけるのも。
書かれている値段は1合だけど、けっこうコストパフォーマンスがイイ!
半合でも出してくれるとか。
最初は 相模灘 特別純米 豊潤辛口 。
“豊潤辛口” って表現するところ、最近は増えてきたかなぁ? よく聞く。
ただの“辛口”だと、確かに “端麗辛口” みたいな偏ったイメージを持たれそうだけど、
確かに「辛口」って一言で言っても、いろ~んなタイプがあるんだもんなぁ。
出される徳利がまたステキ。
カウンターに並んでる料理用の器も凝ってるなぁ・・・と思ったら、
京都の器屋さんから仕入れているんだとか。(ってトイレに紹介されてた)
さてさて。
ココに着たら、まず絶対に頼んでみたかったのが ポテトサラダ 。
仕込んであったポテサラを、出す直前に、けっこう練り練り。
そして仕上げにに黒胡椒を。
ねっと~りしたポテサラに馴染む、薄くスライスされた玉葱が入っているのは分かるんだけど、
その他の固形物は分からず、でも何か・・・何か隠し味がある。なんだろう~~?!
色はほんのりピンク色。
この日は店主さんが、とっても忙しそうだったので、なかなか会話ができず。
また伺えた時に聞いてみたいなぁ♪
続いてオツマミは、大葉いわし塩焼き と、どっちにしようか、すんご~~い迷いって
メジマグロと水茄子 辛子和え をチョイス。
いや、どっちも頼んでも良かったのだけど、
それにしたって他にも食べてみたいのがいっぱいあるんだもん。
コハダのフライ とか、オムレツは3種類もあるし、
谷中生姜のいづみ橋味噌添え も つるむらさきのお浸し も たたき胡瓜と茗荷のラー油和え も美味しそう・・
お肉は、豚は鹿児島ダブルエックス だし、鶏は 大山鶏と信玄鶏 。。
ごはん物の カレーライス も気になる~~(>_<)!
と、そんなワケで、この時もまだまだ「この後、何頼む?」って悩んでいる真っ最中。
でも、お酒は次々と頼みます♪
次は 浜千鳥 純米酒 。
今度は、口の大きく開いた片口徳利だ。
あぶくま 特別純米 。
福島のお酒。
最初に飲んだ浜千鳥の後だと、ちょっと薄くて軽~い味わいになっちゃうかな?!
でも、次の 大那 特別純米 夏の酒 蛍 で、また濃い~~感じに。
土系の片口もステキだけど、この金魚なガラスの徳利も涼しげでかわいい~!
ここまでずーっと冷たいお酒、っていうのも、我ながらスゴイ。
なんとなく・・・店主さんが忙しそうで頼めなかった、というのもあるかも。
しかも初めてのお店だし?!
こちらでは肉系の料理も美味しそう。
鶏は大山鶏と信玄鶏、豚は鹿児島のダブルエックス を使っている。
そんな中、塩豚 という文字に釘付けになってしまった。
というワケで、塩豚とゴーヤのチャンプルー を。
鶏の手羽とか砂肝塩唐揚とかも美味しそうだったけど、
いやいや、塩豚、食べられてよかった~♪
最後の日本酒は、最初から頼んでみたいとおもっていた銘柄で、たぶん初めてみる?!
一品 という銘柄。
純米酒 旨み封じ込め と 純米吟醸 短稈渡船(たんかんわたりぶね) と2種類あり、
こちらは前者。
インパクトはないのだけど、なんだかスル・・・と口に入っていくなぁ、って感じ?!
また徳利がイイ感じ。
この日飲んだ銘柄以外には、乾坤一、遊穂、奈良萬、夏ヤゴ(飲みきり)、宮の井、豊潤・・・とこんな感じ。
もちろん時期によっても銘柄は変わるんだろうな。
この日は始終お店は大繁盛で、店主もホントに話をする暇がないくらい。
でも、日本酒の“一品”を頼む時は、「どんなお酒ですか?」って聞いてみて、すこしお話も。
調理中はうつむいていたり背中しか見えなかったけど、よくよく目を見て話すと、なんともカッコイイお兄さん!
と~っても若そうに見えるけど、キチ・・・キチっと仕事してる姿が、印象的。
「なんだか日本酒がお好きなようで?!」 と、友達との会話が聞こえて気にしてくれてたみたい。
ここは、もっと行き着けになったら、もっと居心地も良くなりそう。
何よりも、おつまみが、他のもと~~っても気になっていて・・・また行きた~い。
と、言いつつお店を出て、思い出した・・・しまった・・・!!
天然車海老酒盗和え を頼むのを忘れたー(>_<)!!!!
[たく庵]
新宿区四谷3-13-1
03-3357-0543
17:00~翌1:00
定休日:日
我が地元神奈川の若き蔵人達で造る「相模灘」ありましたかぁ
なんか、嬉しいですネ!
今年初挑戦の「若水」は燗で自分的にはいけると思いました。
毎度いいお店情報提供して頂きとっても参考になります。。
こちらもよさ気ですなぁ~
しかし東京は凄い!!あらためて圧倒されました!
この日はお店の手間?!を取らせない方を優先しちゃいました。
「お燗用」と書かれたメニューに2銘柄あったのですが、
それ以外のものをお燗でお願いするには、
初めて行くお店だったので躊躇われたのかなぁ。
「まいっか~」と。
次行く時は、温かいのも頼んでみたいものです。
せっかく徳利もいい味だしていますし。
たく庵さん、ラインナップは全国から集めていますが、
いづみ橋や相模灘辺りの、地元のお酒も応援されてるそうですよ♪
ていうか、最後のカレーは衝撃的でしたよ・・・
「ラーメンの後でしょ?!」って(笑)。
しかし、、、情報遅れてたんだなぁ~。
話した相手がぐっさんで良かったっす。
東京はピンキリですし、雑誌に載ってるお店が全部イイってワケではなくて、
自分に合うお店に出会えるのが一番いいんじゃないかな、って思います。
こういう季節ものって使えない時が多いから、しまっておくのに場所とるのに・・
それをしても季節を感じてもらおうっていう
お店の心遣いが感じられて好きかも♪
まっきーがここの常連さんになるのも
時間の問題じゃない?(笑)
で、同じく私も思ったのが「夏のこの時期にしか出せない徳利を、ちゃんと収納してるんだな~」って(笑)。
でもやっぱ四季を感じるものは嬉しいよね。
四谷も色んなお店があるけど、
ここはほんとに落ちつけていいなぁ~って思った♪
常連になりたいわ~。
で、いつかどぶなんかを仕入れてもらったりして(夢)。
ビジネス街がいきなり住宅街になるというのもオモシロいエリアだし。
ほんと、四谷エリアっていろいろありますよね~。
脇道の奥に入っていくと、
すぐに住宅街になりますしね。
ねっとりねっとりコンビで間違いなくおいしいでしょうね~。
金魚の徳利涼しげでかわいくていいですね。私んところは今日は"ダンボ"の徳利です。(笑
最近酒器にも興味出てきてしまったので気になるなぁ