まっかちゃんのブログ

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一票の格差

2009-08-14 17:34:19 | 国際・政治
7月末に「一人一票実現国民会議」が設立されました。現在、都市と地方の間で、有権者の1票の価値は衆院選挙で最大2倍強、参院では4倍強の開きがあります。最高裁判所は過去に1票の格差を違憲と判断したことはありますが、選挙結果を無効とした例は一度もありません。

国民会議のWebサイトに「全有権者の過半数の、衆議院選挙での選挙権の価値は、ある選挙区の一票に比べて0.6票以下の価値でしかありません。参議院ではさらに不平等は拡大しており、0.3票以下です。つまり過半数の有権者は「一人前以下の国民」と扱われています。」と記載されています。
ちなみに、高知3区の選挙権を一票とした場合の私の選挙権の価値の重みは、衆院選挙が0.52票、参院選挙が0.21票だそうです。

国民会議では、8月30日の衆院選挙で同時に行われる最高裁判事の国民審査で、1票の格差是正に消極的な裁判官2人を不信任にするよう呼びかけ、選挙後すぐに違憲訴訟を起こす考えです。

居住地によって選挙権の平等が侵害されるのは、議会制民主主義の原理に反します。国民審査の投票では、那須弘平裁判官と涌井紀夫裁判官に対して×印をつけようと思っています。

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