近代が刻む人間像

立命館大阪プロムナードセミナー「木津川 計/芸能文化講座」第１回を受講しました。木津川 計さんは「上方芸能」発行人、元立命館大学教授、和歌山大学客員教授です。上方に限らず新派や新国劇など日本の芸能文化論を２ケ月毎に６回論じます。

第１回のテーマは「近代が刻む人間像 ―新派の明治と現代―」でした。
大阪にいた川柳家の岸本水府が「お宮お蔦浪子明治は泣く女」と詠みました。脱亜入欧、立身出世主義の明治時代の、悲しい運命を背負わされた女たちを詠んでいます。それらヒロインの芝居のあらすじを話しました。「金色夜叉」のお宮、「不如帰」の浪子、「婦系図」お蔦、そして「滝の白糸」です。

大阪市立大学「インターネット講座２００８」の修了証

大阪市立大学から「インターネット講座２００８」の修了証が送られて来ました。

インターネット講座は、実際に大学で行われている講義と同レベルの内容のものをインターネット上で受講します。講義の内容等について、電子メールを通して講師と自由に意見交換を行うことができます。

受講したテーマは、「知価（知識）社会の幕開け―コンテンツを支えるインフラ、激増するコンテンツ―」です。創造都市研究科知識情報基盤研究分野の教授・准教授が大学院で担当する講義の中から１０テーマ程度を選んでＶＯＤ（Video/VoiceOn Demand）の形で提供されました。

４月から、「インターネット講座２００９」を受講しています。テーマは、「ＩＴまたはＩＣＴの基礎、応用そしてこれから」です。今年度も修了者と認定して頂くべくしっかりと勉強致します。

補正予算案が衆院通過

１３日夜、歳出総額１４兆円に及ぶ２００９年度補正予算案が衆院本会議で与党など賛成多数で可決、衆院を通過しました。

１４兆円の補正予算を裏付けとする追加経済対策は雇用を生み出し、次世代に恩恵を及ぼすことができるのでしょうか？　選挙目当てのバラマキにすぎず、次世代につけを回すだけではないのでしょうか？

国民は馬鹿ではありません。選挙目当てのバラマキであることを承知しており、与党の思う通りにはならないと思います。

小沢代表辞任

本日１１日夕方、民主党の小沢一郎代表は、代表辞任を表明しました。記者会見で「支持者の方に心配を掛けたことをおわびする」と陳謝しました。辞任の理由について「政権交代という大目標を達成するため、挙党一致が必要だ」と述べました。

小沢代表が辞めないと民主党支持が下がり続け、政権交代が夢に終わってしまうところでした。最新の世論調査では、小沢代表が辞任すべきが半数を大きく超えています。しかし、次期衆院比例選での投票先を聞くと、まだ民主党が自民党を上回っています。小沢代表が辞任したことで、民主党はきっと息を吹き返すでしょう。