若い頃は良く登った奥多摩周辺ですが紅葉時期に行った事のない奥多摩湖に
今秋は絶対に行こうと・・黄葉の昭和記念公園にも行きたいし・・
欲張って一日に二か所、秋を楽しみました。
奥多摩湖は正式名称を小河内貯水池と言い、東京都西多摩郡奥多摩町と山梨県北都留郡丹波山村、
同県同郡小菅村に跨る東京都水道局管理の人造湖(貯水池)です。
面積 225.63平方キロメートル
東西 19.5キロメートル
南北 17.5キロメートル
1930年(昭和五年)ダム建設の計画が持ちあがった時に村民は将来の生活の不安の為に
仕事は手につかず、山林や畑は荒れて・・そこへ高利貸しが暗躍したと言う・・・
そして反対住民と警官隊が衝突し、流血事件も勃発したそうです。
東京都旧小河内村(おごうちむら)、山梨県丹波山村(たばやまむら)、小菅村(こすげむら)の一部
947戸が水没した悲しい歴史が小河内貯水池にはあります。
1938年(昭和13)着工、第二次世界大戦前後に中断、1957年(昭和32)完成。
東日本大震災時には東北方面へ供給したので水量は半分位になりましたが
その後、雨量も多く平年並みになったそうです。
水と緑のふれあい館・小菅村と丹波山村の歴史にも触れる事が出来るでしょう
中央の白い塔は展望台で湖が見渡せます。
貯水池の建設中に東京都職員や建設会社社員、下請作業員ら87名が殉職し慰霊碑が湖畔にあります。
少しだけハイキングした気持ちになりたくて・・・
昔は気取って山ガール!夫と良く登った山々、懐かしく思い出されます。
記録したあの頃の地図を見ると奥多摩の山を殆ど制覇したようです。
奥多摩の山々は名の通りに奥が深く8時間歩いても人っ子一人会わない事も・・
奥は深くても道標はキチンと設置されてずいぶんと助かりました。
少し登った所の広場近くの、いこいの路は全面ストップでした。
どうして?と思い看板を見ましたら・・クマのふんがあったそうです。