花シリーズー(3)
統一教会との関連で、またまた政治家達が嘘の答えを繰り返し、辻褄が合わず醜い姿を
さらしている。しかし1~2人の議員を除いては何ら反省も恥じることも臆することも
ない態度だ。
高官が故に一番矢面にされているのが荻生田政調会長だ。この人は前政権で森友問題、文書
改ざん問題で、徹底的に虚辞の答弁と強弁とを繰り返してついには安倍内閣を守りきった人物だ。
こういう人物が政界では力と権力を握るという典型的な例を国民に知らしめて、政治への不信と
失望をさせてしまった。
この人物の過去の、早実時代のパー券販売で停学、高田馬場駅前での乱闘騒ぎで退学と、その経歴
には何となく優等生だけでない親近感を感じて共感もあるが(何かで聞いたか読んだ話で真偽のほど
は分からないけど、それに近い話はあったのかも)、政治家になってからはゴリ押しや虚辞強弁、
強面を駆使して、人間的には低級でも政治家として大層な出世をした人のようだ。
こうした鉄面皮なことが出来る人ほど、政界では求められる人材で優秀と言われる様だ。
政治家のイメージがこれでは、優秀で真面目な若者が政治を目指さなくなってしまう。
リトル荻生田、リトル麻生のような性癖や思想指向の若い者しか政治を目指さなくなっては、
将来の日本の政界は狸や狐、狼やハイエナばかりの世界になってしまいそうだ。
どんな悪行があっても、幸いなことに国民は半年もすれば忘れて呉れる。
国民が政治に関心を持って強く長く監視しなければ良くならない。
期待するのは政治の改革、政治家そのものの変貌である。賢い国民は悪い政治家を作らないと言う。
悪い政治家は国民と国を下流国家にしてしまうと言う。