『 笹団子の中身はこんな大福餅 』
森川 由美子さん 撮影
大内宿の名物の一つ、笹団子です。笹皮をむくと
こんなに可愛い大福です。一瞬食べるのを躊躇するほどです。
さて、人間の死というのは、このテーマは人間の永遠のテーマかも知れない。
多くの哲学者や医学者、そして宗教家や文人作家達にも多く語られ、まさに
一つの決まった解答のない不滅の命題である。
これには絶対的な正解はないのかも知れない。
生物学的には、生物は死ぬ様にできていると言っている。
進化を続けて生き延びてきた生物は、これは死を繰り返してきた賜物であって、
その長い生命の連続性からみると死ななければ進化はない。
生の継続に必要なもので、死は生の必然であって、死ぬ性質をもつ生物のみが今日
生き残っているというわけである。
死こそ生のために必要なことであるとしている。我々は人類の子孫、未来のために
死するという事が、どうもあまりピンとは来ない。
テーマからは逸れてしまうが、超世俗的な凡人は死への予感や兆候を次のような
極めて個人的な現象に捉えている。
- * 食べたくなくなった時
- * 泣くも笑うも出来なくなった時
- * 自分好みの女性を見ても何も感じなくなった時
- * 酒も全く飲めなくなったり、飲みたくもなくなった時
- * 何もかも面倒くさくなった時
こんな状態になった時は,もう死と握手の一つでもしている時ではなかろうか。
こんなことを考えると、はっと驚いてしまう。
もうこんなことの幾つかと握手をしている自分がいることに…。