「我が家のお雛様」
今年も無事にこのお雛様を見ることが出来た。
主役の一人カリン姫は不在だけど、これを見ると
何となく暖かく華やいだ気持ちがするようだ。
毎年、可蓮と果鈴を囲んで食事会でひな祭りをしていたが、今年はカリンが
留学中なので何のパーティもなかった。
この写真だけをチェコに居る彼女に、左手に乾杯のグラスを掲げながらライン
で送っただけだった。孫たちがそれぞれ自分たちの道を歩み始めて、皆が集まる
機会も減って寂しい気もするが、これも人生の現実なのだろう。
成長の過程なのだと喜ぶべきことなのだろう。
半面、自分の老いというか衰えを日々感じずにはいられない。
これも一生のうちの後半の極く自然な一場面だと納得するしかないのだろう。
2人の姫がそれぞれの我が道を進んで、元気で楽しい人生を送ってほしい。