『湖の夕焼け』 2010 画 水彩画―3
銃社会のアメリカでは当然あり得ることだが、トランプへの銃撃は世界を駆け巡った。
血を流しながら拳を突き上げて何やら叫んでいる姿とか翌日には耳にガーゼを当てて
大群衆に手を振る姿は格好いいし、何やら昔の米国の開拓時代のようだ。まさに西部劇
を見ているようだった。
何とも格好よくアメリカ人にも英雄にみえたことだろう。あの超過激で下劣で理不尽な
発言で大統領としては恐ろしいトランプが、すっかり得点を挙げてしまったようだ。
バイデンがよろよろと登壇し歩く姿と比べたり、挙句にコロナに罹ったとあっては、
どうやら勝負あったという気がしてならない。
1発の銃弾がアメリカを変え、世界を変えてしまうなんてことが本当にならなければ
良いのだがと本気で願っている。