『 夕方の桜島を望む 』 淡彩画―(5)
都知事選も終わり、やはり現職は強いという感を強くした。
しかし56人もの候補者で結果200票台の得票数の人が多数いたという極めて
異様な選挙だった。
これなど民主主義の欠点、権利の過度の尊重、参政権や被選挙権とか自由主義という
ものの欠点や弱み、暗の部分を露呈してしまったようだ。
これでは残念だけど良い意味での法規制が必要かも。
もう一つの点は、石丸氏という人の2位だ。地方都市の元市長が何故にあんなに人気が
あるのか分からない。X ,SMS、YOUTUBEなどで有名人なのだと後で知ったが不思議な
ことだ。これからの選挙の有力な手段を示唆しているのかも知れない。
ポスター掲示板のこともあったし、ともかくおかしな選挙だった。
国政では、あのマイナカードの河野氏が派閥の頭領の麻生氏と二人で長時間にわたって会談し、
その許可と応援を取り付けて立候補するらしい。有力候補がいない状況からすると、これは
ひょっとするとひょっとしてしまうかも知れない。
コロナ騒動の時もそうだったが、マイナカードの普及活動では周りの声は聴かず、独りよがりの
独走暴走ぶりを見てきただけに心配である。政治家としての毛並みの良さがそんな彼を作って
しまったのだろうか。昔は原発反対を声高らかに喚いて議員になり、やがて役付議員になった辺から、
コロリと豹変してしまったことを忘れてはならい。
まぁ今のところ、萩生田氏とか世耕氏のような裏金問題の立役者が出ると言ってないようなのが
せめてもの救いである。