『 柘榴とランプ 』 2015 画 水彩画―(23)
岸田さんがよくも決断したものだが、果たしてそれで日本の政治が変わるだろうか。
首相が代わっても何も変わらないのが日本の政治的環境であり、特に自民党の昔から
の体質である。
そして政権党のあれ程のスキャンダルを知ってさすがに怒った国民が、いざ選挙と
なると又その政権党に投票してしまうのだから、理解を超えた日本の政治的風土である。
一昨日マスコミが岸田氏は党内の支持を失ったので、次期立候補を断念したと報じた。
この形態がそもそもおかしいので、国民の支持を失ったからとあるべきだろう。
それにしても岸田さんもよく決心したものだ。もっと固執するタイプかと思ていた。
党の総裁イコール首相という図式だからこうなるのだろうか。
派閥、裏金、密室政治などの原因もこの辺にもありそうだ。
私は首相を国民投票にすべきだとかねてから思っている。
しかしこうなるとマスコミへの露出度が多い人の人気投票になってしまう危険があるし、
愚民政治の最たるものになってしまう恐れがある。
しかし党内で派閥の長などのたらい回しだったり、その長の言いなりだったりという
弊害よりは、政治を変えるにはまだこの方がましかもしれない。
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