１月９日 神奈川県で９９９人の新感染者だ！

                                『　 沖縄紀行ー４　』

　　　　　　　　　　　　真田　幸夫さん　　撮影

今日からの三連休中に、我々は２回目の練習日の筈だった。

というのは、緊急事態宣言を真剣に受け止めて、自主的に期間中の４回の予定を

中止としたからだ。皆さんは当然、館が閉鎖になると思っていた様だが、私が

予想したように、現在まで閉鎖の話は全く出ていない。

私はなるほどやっぱりなと納得したが、続けてやりたかった人、十分気を付ければ

大丈夫だよという意見だった人、どうせ閉鎖になるのだからと中止に一票を投じた

人々に対しては、何だか申し訳なかった様な、私が先走ってしまったかなという後悔

とほろ苦さとを覚える。その意味では申し訳なかったと思う

しかし、昨日一昨日と東京、神奈川の感染者の爆発的な数字を見ると、これで良かった

のだと自分に言い聞かせている。

今日の神奈川県は９９９人という大変な数字だった。これだと今後、やはり閉鎖と言う

ことになるかも知れない。

我々の年齢、そして年輩者の置かれている状況を考えたり、もし万が一感染してしまったり、

持病や別な急病で倒れる事があったらなんて考えると、この安全策で良かったのだと確信

している。

それにしても世間は思うように自粛が効いてない様だ。聞いたところによると今日の町中は

人が一杯だったと言うし、多くの人が食事もしてたし、大型店の初売り安売りには人集り

だったと言う。

どうしても二番煎じゃ効果半減、慣れきった人々にはあまり効果がないもかも知れない。

日本人の民度はもう少し上ではなかったかと悲しい。

この数ヶ月の練習では回数が少なくて欲求不満かも知れないが、もう少しの間は我慢して

貰いたい。きっと皆さんも理解してくれるだろう。せっかく今まで我慢してきたのだから。

きっと我々の場合はやっても大丈夫だろうとは思うが、そうした小さな油断が、やがて大きな

結果を招く可能性があるのではと思って我慢してきた訳だ。

回数だけでなく、新年会も会食もなくケーキも食べられず、いつものような会話や笑い声も

控え目で何か味気ない感じだが、こうしたことが効果的で十分感染防止にはなっているのだろう。

この青鳩のメンバーに菌を保有している人がいるとは思えないので、正直なところ、こんな事は

果たして無駄ではないか、心配のし過ぎじゃないか、神経質すぎるのではと言うジレンマもある。

こんな気持ちは誰でも同じでしょうが、こうした目の前の小さな事を各々が守る事が、大きな輪

になって世間全体で感染防止の一助になっていくのでしょう。

ところで、私はピンポンをした午後や翌日は、足腰が痛い。あんなに軽く軽くやろうと意識して

いるのに、相手のボールが強く来ると、ついつい自分も力が入ってしまう。

無意識に強く打ってしまう。思わず腰が痛いのも、明日又痛くなるのも忘れている。

これは本能なのか、まだまだ闘争心が残っている証拠だと喜ぶべきなのか。

どんな強い早いボールでも変化球に対しても、力まず動かずそれなりに対応できるピンポンを

目指さなくてはならない。これがピンポンをもう少しは続けられるコツだろう。

老人の枯れた技の奥義を目指せば良いのだろうけど。

まだまだ悟りもならず、体力と反射神経が著しく衰えた身ではその会得はなかなか至難のこと

のようだ。それでも私はピンポンを少しでも長く続ける為には自粛明けからは、それに徹して

練習してみようかと思っている。