４月２７日 今すぐ、双方共に一歩下がって停戦を！

　　　　　　『　庭のつつじが満開に　』

 

昨日の疲れが残って、今日は足腰膝肩と体中が痛い。

ぼんやりＴＶを見ると相変わらずのウクライナ、知床の遊覧船事故ばかりだ。

あの遊覧船は乗ったことがあるので身につまされる。さぞ冷たかったろうと

心が鬱ぐ。

 

ところでロシアは占領地で軍事パレードをするとか、もう一つの隣国モルトバへ

侵攻しそうだとかいう。いよいよロシアはソ連時代の本性を出してきた様だ。

己に反抗するものは全て叩き潰す。自国の軍事的、経済的利益の為には、何の躊躇

もなく（それでも見え見えの大義名分を作ったりはしているが……ということは自国

の行動が悪だ不正だと言うことを知っているわけだから始末が悪いが）他国を他民族を

侵略する国だと言うことを世界に示した。昔のナチスへの仕返しだなんて事は言い訳

にもならない。

 

ロシアの狙いはウクライナ全土の占領であり、その後の情況で一寸スケールダウンしたが

東部と南部地区は制圧しこれによって黒海までのそれこそ軍事回廊を獲得した。

そしてロシアはポーランド側を除いては包囲網を作ったわけだ。

ロシアは一旦ここで停止し、もちろん許されることではないし、ウクライナにとっても

許容しがたいことだろうが、ここは妥協してともかく戦いを停止させるべきである。

犠牲者をこれ以上出さぬ為にはこれしかないだろう。

 

ロシア経済も疲弊している、軍備も底を突くのではと言われるし、ウクライナは犠牲が

余りにも大きくこれ以上の犠牲を出しては国民も経済的にも精神的にも社会的にも再興

出来ないだろう。

この辺が双方共に落としどころではないだろうか。

 

ロシアはこの侵略戦争に勝利し一定の戦果も上げたという名目が、ウクライナも犠牲は

大きかったが、大善戦をしてその土地の大半と名誉を守ったという最低線での納得と意地

や自尊心を守れるのではないか。

今こそ！即妥協と、将来のための一時的な諦めでも良いから停戦すべき時だろう。