「師走のある日の早朝散歩で」
河津 米子さん 撮影
一昨日も東京が900人とか地元神奈川でも320人などと聞くと、
一瞬ギョっとする。
いよいよ来たかと恐ろしくなる。大分慣れっこにはなってしまったけれど
それでも先の見通しがはっきりしないだけに、嫌気と同時に怖くなってくる。
しかしある学者が言っていたが、いちいち数字に一喜一憂して振り回されて
いるのはナンセンスだと言う。
旅行に行かない、5人以上で話しながら会食しない、必ずマスクをしてよく
手を洗うという今まで通りのことを続ければ、(うっかり忘れとか、少し位
なら良いだろう、という気のゆるみが心配だが、絶対これだけは守るのは
鉄則であり、必要絶対条件だが)少しも或いは過剰に心配するのは必要のない
ことだという。
現実にはもっと多くの感染者が町には居るわけだそうで、それでもこの程度の数字
で推移している。その説によれば、これだけ長期間をこの空気の中で生活していれば、
誰にでも少しづつの量の菌が入ってきているという。
マスクをして買い物に行っても、レストランに行っても、医者に行っても、週に
1回ピンポンをしていても、町中に浮遊したりあらゆる所に付着している菌を、
発病しない程度に吸収しているわけで、すると徐々に免疫とか抗体的なものが
体内に自然に出来てくるそうだ。
そうすればさすがに来年には数字的には下火になるだろうという希望的な学説や
見通しがあるらしい。確かにこれは科学的にも言えることだそうだから、
よく分からないが期待したいものだ。
たとえばアフリカの奥地に住む薬も注射などもまだしたことがない人に薬を投与
すると劇的に効果があるそうだ。しかし反面、きれいな空気しか知らない彼等は、
都会の汚れた雑菌だらけの空気におかれると病に感染しやすいとという。
この逆のこともあるそうで、人間の適応力、順応力という訳で、菌に対する抵抗力が
自然に、程度問題はあるけれど備わって来るという。
人間の本態的な自然の防御力、抵抗力そして治癒力に期待したいものだ。
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