『 我が家の黄葉 』
年を取ると若い頃に比べて笑いが少なくなるという。それは笑うような目新しく
面白い事にほとんど遭遇しないこと、そして感受性とか喜怒哀楽の感覚が鈍る
(怒る感情だけは一番最後まで残ると言うが)からだそうだ。
何はともかく年を取ったら笑いなさい。突然笑って周りをびっくりさせたり、
頭がおかしくなったかと驚かせたり心配かけない範囲で笑いなさいと言う。
特におかしくなくても1日1回は笑いなさいと心理学者は教えている。
そして人は楽しいから笑うのでなく、笑うから楽しいのだとも言っている。
一寸分かったような分からないような表現だが、学者は楽しいという気持ちは
心を若々しくしてくれると断言している。
年を取ると若い時とは違って一寸のことでは笑わないし笑えないという。
しかし笑えば脳の血流を促し、大笑いすれば横隔膜や顔の筋肉が動き運動不足にも
効果があり体のリフレッシュにもなるという。
老人施設での実験で、漫才や喜劇を見せて測定したところ、医学的にも細胞が活性化して
居るのが証明されているそうだ。これは心理学で言う気分一致効果と言うやつで、笑ったり
上機嫌で居ると、心は前向きになって、生きる勇気、やれるという意欲が沸いてくるという
わけだ。
そうならばこれはもう笑わにゃ損だ。
イライラしていても、気が鬱いでいても、どんなに弱気になっても、生きているのが辛く
なった時でも、無理にでも一遍笑って見るとよい。
これで笑うというのも案外難しいもので、毎日1回は笑う、それには毎朝鏡の前で笑顔を
作ってみること。これが良いトレーニングになって1ヶ月もしたらもうその人は笑いの名人
になっていて、やる気旺盛で明るく出来る魅力的な老人になっているという。
さぁ! 明日の朝から鏡の前で笑顔を作ってみよう!!
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