「心を騒がせるな。神を信じなさい。そして、わたしをも信じなさい。」
ヨハネ 14章 1節
画家が向かっている大きな絵は、石造りの入り口が描かれていました。
道の片側には優しい繊細な花が描かれてあります。反対側には棘のある木の茂みがありました。
扉の前に一人の男が立っています。長く白いロープを着て右手は扉をたたく高さにあります。
花は人生の喜びと美しさを現し、棘は苦しみを示します。扉は人間の心を象徴し、扉を叩く人はキリストです。
しかし、ドアを開ける取っ手が描かれていない !
画家は答えました。
「取っ手はいらない。キリストがノックすると内側から開けられるはずだ。キリストは招き入れられる」
人は誰でも自分の心の支配者です。心を開こうと開くまいと自由です。神は私たちの自由を尊重される、
無理に私たちの心の中に押し入ろうとはされません。招かれたところだけにお入りになります。
扉は内側から開かれるべきなのです。
現代はこれから先、全く何が起こるか分からない状況の中にあって、
心を騒がせるということは、私たちにとても身近な問題ではないでしょうか
黙 3:20
「 見よ、わたしは戸口に立って、たたいている。だれかわたしの声を聞いて戸を開ける者があれば、
わたしは中に入ってその者と共に食事をし、彼もまた、わたしと共に食事をするであろう。」