「あなたのパンを水の上に投げよ。ずっと後の日になって、あなたはそれを見いだそう。」
伝道者の書 11章 1節
伝道者の書 11章 1節
「あなたのパンを水の上に投げよ」という命令も、神のご計画とみこころ、御旨、目的を
実現させることにかかわる事柄です。水にパンを浮かべ流したら、たちまち溶けて分解、
再び原形を取り戻すことはできない。この比喩は、与えるだけで代償を求めない無償の愛(アガペ-)
を教えている。代償を求める愛は、相応な報いがないと不満がおき、不満が溜まり次第に増幅し、
憎しみ湧き心が揺れ、怒りとなり愛に報いぬ相手に向かって爆発する。多くの人々は今も愛と憎の狭間で
悩み苦しんでいる。イエスは報いを求める不完全な愛を否定している。
ここは、パンをみ言葉に例えてみましょう。私たちが礼拝を通して聴く聖書のことば、
心にどれほどとどまっているでしょうか。水に浮かんで流れていくパンのようかもしれませんね。
しかし、ざるも水の中につかりぱなしにしておくと溺れません。
そのように、わかっても、わからなくっても、心にとどまることがなくても、聞き続けることによって、
いつの日か実を結ぶ時が来るのです。善は報われる。今直ちに報われるかどうかを考えずに、
為すべきことを為せと言われているのです。
Ⅱ テモテ 4 : 2
「みことばを宣べ伝えなさい。時が良 くても悪くてもしっかりやりなさい。寛容を尽くし、
「みことばを宣べ伝えなさい。時が良 くても悪くてもしっかりやりなさい。寛容を尽くし、
絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めなさい。」