「 わたしはまたその地に平和を与える。あなたがたはだれにも悩まされずに寝る。
わたしはまた悪い獣をその国から除く。剣があなたがたの国を通り過ぎることはない。」
レビ記 26章 6節
古代ローマの人々の間では「汝が平和を欲するなら、戦争の備えをせよ」ということわざが、しきりと語られて、
実際に地中海にまたがる一大軍事帝国を建設したのです。世界中の国々も同じようにしていたのですが、
それによって平和は生まれなかったのです。
(今この時代においても言い回しは違いますが同じような世界へと突き進んでいるようですが。)
ところがこのレビ記 26:3 で
「もし、あなたがたがわたしのおきてに従って歩み、わたしの命令を守り、それらを行なうなら、」
と語られています。すなわち、神のことばに従うとき、神は雨を与えて地は産物をだし、また国に平和を与えるので、
恐れさすものは無いと言うのです。
だから神のことばに従うよりも、衣食住の問題について思い煩わったり、どこかの国が攻めてくるのではないかと恐れて、
戦争の準備に心奪われるなら、本末転倒ではないでしょうか。
(戦争の話だけではありません、世を第一にするときに恐れがやって来るのです。)