再び「銀の龍の背にのって」。
失うものさえ失ってなお
人はまだ誰かの指にすがる
柔らかな皮膚しかない理由は
人が人の傷みを聴くためだ
失うものさえ失ってなお
すがる指は、
柔らかな皮膚に
爪とたてて、
すがるのではないか?
そんなことを思いました。
そして、人は墜ちていく人の手をにぎった場合、
普通は腕の感覚がなくなるまで
離さないのではないか?
というのは、幻想に過ぎないと
現代に生きる私たちは知っているかも。
支えきれなくなって墜ちていく、
ときには、すがる腕を
ふりはらうこともあるでしょう。
イメージとしては、
「クリフハンガー」のあのシーンです。
墜ちていく人の目線から撮った映像には
言葉を失いました。
一度でも、振り払われた人間は、
二度と、人の手にはすがらない。
はなからすがらない人も多い。
自力で這い上がるか、墜ちていくか、
そのふたとおりしかないのかもしれないね。
失うものさえ失ってなお
人はまだ誰かの指にすがる
柔らかな皮膚しかない理由は
人が人の傷みを聴くためだ
失うものさえ失ってなお
すがる指は、
柔らかな皮膚に
爪とたてて、
すがるのではないか?
そんなことを思いました。
そして、人は墜ちていく人の手をにぎった場合、
普通は腕の感覚がなくなるまで
離さないのではないか?
というのは、幻想に過ぎないと
現代に生きる私たちは知っているかも。
支えきれなくなって墜ちていく、
ときには、すがる腕を
ふりはらうこともあるでしょう。
イメージとしては、
「クリフハンガー」のあのシーンです。
墜ちていく人の目線から撮った映像には
言葉を失いました。
一度でも、振り払われた人間は、
二度と、人の手にはすがらない。
はなからすがらない人も多い。
自力で這い上がるか、墜ちていくか、
そのふたとおりしかないのかもしれないね。