WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

兄弟

2009-04-19 23:52:26 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
少し前の写真ですが、気に入っている一枚です。
長男は7歳。自閉症と知的障害を持ちます。次男はもうすぐ2歳です。

彼らは仲良しです。次男が生まれる前から長男は家族が増えるのを楽しみに待ち、赤ちゃんの頃から、あれこれ世話をやきたがりました。今でも彼にとって次男は、「うちの自慢の赤ちゃん」です。

次男は長男が自分をとても愛していることを知っているように思います。散歩中に長男が転んで泣いたりすると、次男が長男を助け起こして、頭をなでなでします。
長男から、とんちんかんに偉そうなことを言われても、いまのところ、笑顔で聴いています。(逆らうこともあります)

次男は誓い将来、長男が持つハンデを理解するでしょう。そして必ずしも彼らは、ずっと同じ人生を歩むわけではないでしょう。

それでも祈らずにはいられないのは、お互いに「違いを受け入れる柔軟性を持ってほしい」「お互いを思い遣る気持ちを忘れないでほしい」ということ。

そして、楽しく過ごした子供時代、家族の愛情を、心の中に大切に持ち続けてもらえればと思っています。

2050年の担い手たち

2009-04-19 22:57:59 | 私らしく生きる。気づきと学び
2009年4月17日に開催された「緑のカーテン全国フォーラム」で、最後に、主催者である「緑のカーテン応援団」の鈴木雄二理事長は、こう締めくくりました。

「2050年にまでに世界で温室効果ガス排出量を現状から半減するというのが、私たちの共通認識になったといって良いでしょう。しかし2050年、すなわち41年後は、私は90代です。もう現役ではありません。この2050年の地球をデザインするのは、今の小学生であり、中学生なのです」。

2008年7月に開催された北海道洞爺湖サミット(G8)では、「2050年までに、世界全体の温室効果ガス排出量を現状から半減する」という目標を共有することが宣言されました。

この目標を達成するのにあたっては、世界全体の温室効果ガス排出量を早期にピークアウトする必要があります。また、技術、制度、市場など、さまざまなイノベーションが必要不可欠であり、世界規模でのパラダイムシフトが起こるとされています。

話を戻すと「体験によって」生き物の大切さ、自然の不思議さなどを学んだ、2008年の小学6年生(12歳くらい)は、だいたい10年後の2019年ごろには社会に出るでしょう。まさに彼らが、今、劇的に変わりつつある世界で、持続可能な地球にするためのバトン受け取り、2050年の地球を「私たちがこうあってほしい姿」へと導くという仕事を担うのだと思います。

私たちは私たち自身が「今できること」をすると同時に、将来の担い手たちを育んでいかなければならないことを、鈴木氏のお話により、あらためて強く感じました。

4月17日のフォーラムで、菊本るり子先生が披露してくれたお話の中で、緑のカーテンを学んだ小学生が「緑のカーテンは自分で育てるから意味があるんです」と言って、自分たちが緑のカーテンを「育てる」ことにより学んだことを,大人たちに語ったというエピソードがありました。
(その内容は本当に立派だったそうです)
このお話は以前もお聴きしていたのですが、あらためて、子どもたちの学びの「深さ」に涙が出ました。

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写真は、ご存知、うちの次男ですが、彼が社会に出るのは2029年ごろ?
その頃には、パラダイムシフトは既に起こっているでしょう。革新的な技術は開発されているでしょうか?少しでも地球に役立つ大人になれるかな?

長男も次男も、今、ワクワクしている、自然の面白さ、美しさを忘れないでほしいです。そしてそれを守りたいと思ってくれることを心から願っています。

フゲンゾウ

2009-04-19 18:24:00 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
「普賢象」と書くそうです。
目黒川沿いで残っている桜はほとんどこれでした。
サトザクラの代表的な園芸品種。
花の中心から二本の緑色の葉のようになった雌しべが突き出て先端がそり返っているところを普賢菩薩の乗った象の鼻に見たたとのこと。