衣替え

そこそこ断捨離したので、衣替えを大袈裟にすることもなくなった。

問題は母。
殆ど自分で縫った服だから愛着ある上に「もったいない世代」。

今日も一部屋に広げさがしている。
手伝いたくても、母の気に入るようには出来んからほっとく。

「親の断捨離はあきらめましょう」と、著名人も書いてあった。
そうします。

ボランティアさんの三線演奏

父の施設に顔を出すと、これからボランティアの方々の三線演奏があるとのこと
「聴いていかれませんか？」と誘ってくれたので、10分ほど居させてもらった。

入居者は、程度の差は有るものの皆さん認知症。
「ありがとう！楽しい」と、声をかける人もいれば、聴いているのか聴いてないのかうつむいたままの人。
父は、後者の人になってしまった。
それでも「お父さん、こうやって手拍子するよ」と
声かけすると一緒に手を合わせる。
五回ほどすると止める、うつむく。

納得しているつもりなのに、涙が・・・職員さんに見られたくない。

いやきっと、三線の音に心うたれたんだ。そう、そっち。

それで十分

一昨日のこと、風呂掃除を終えてキッチンへ戻ると、母が椅子に上がり食器棚の上の方をゴソゴソしている。
驚いて「椅子に上がったらいけん、怪我するっていったやろ？」
怒りたくないけどつい声が大きくなる(耳も遠いので)。

そして今日市役所の方が来ての認定調査。
これを利用しない訳はない。
かくかくしかじかで・・・
調査員さんも、「そればかりはやめてくださいね」と言ってくれました。
「怒りたくないけど、怒るようなことやってくれるんです」と、言うと
母が「でも、怒っても親身になってくれるのは娘です。男の子は・・・・」

分かってるんだ。
それで十分。

怪我しないように

半年ほど前だったか、母が手にケガをした。
時間外で受け付けてくれたのが国立病院(正式には違う名)。
私が帰った後の事で弟が連れていった。
縫合はせずにテーピング。
一週間後と二週間後の二回の診察で終わった。
これは私が連れてった。

先週の土曜日、又私が帰った後に転んで手に怪我。
畑仕事にのめり込むでは、疲れてふらつくのだ。
近くのかかりつけ医に弟が連れてった(翌日に私に連絡が来る)。
今回は、麻酔されて縫合。
痛みあり。
以後毎日付け替えに連れていってる(私)
「国立やったら縫合せんですんだのに・・・ブツブツブツ」
余程痛かったと見る。
そして今日付け替え後車で言い放った。
「今度は絶対に国立にする」

チョイ待って！
「怪我しないように気を付ける。畑疲れない程度にする」が先じゃない？


それにしても、骨折しなくてよかった。

可愛い

父の所へ行く。
MAGOくんの写真を見せる。

「可愛い？」
「おお、可愛い」
「これは可愛い？」
「可愛い」
「笑ってると可愛いね」
「うん、可愛い」

「これは？」
「可愛くない。泣いてる」



泣いてはいない。
MAGOくん、何かに受けているだけ(猿だ)、父には泣いてると見えたみたい。

私のことも、もう誰かわからないので「お父さんのひ孫の・・・」とは、言わなかった。

取り越し苦労だった

次男夫婦に「荒城の月」で有名な岡城址に連れて行ってもらった母。
「お義母さんが先になって登るんよ」と、義妹。
ドバーッと、アドレナリン出たもよう。
91歳、素晴らしい！
帰りに寄ってもらって夕食を渡しました。
毎度のお寿司。
だって母が喜ぶんだもの。

姉妹だと違うやろな

「木曜日Mが(次男)が、花見に連れてってくれるって」と、母。
時々顔を出してはいても母の現状把握に一抹の不安がある。
案の定電話で確かめると坂のある所。
「もう91才よ。歩き悪くなってるんよ」
と、伝えると「そうな」だって。

男って(ごめん、私の弟だけかもしれんけど)、のほほんとし過ぎ。
ちゅうか、お姉さんに(私のこと)任せ過ぎちゃうか？


今夜も惠ちゃんの録画みながらウサを晴らす 私であります。

ヘルパーさん

母は、家事支援で1日1時間、週3日、ヘルパーさんに入ってもらっている。
Aさんが2日、Bさんが1日。
2人とも母のことを理解してくれて、お任せできていた。
それなのに2人ともこの3月で退職されることになった。
私は、それこそ母が倒れるまでヘルプに来てくれるものと思っていたのでとても残念。
母もがっかりしていて
何度も「定年というから仕方ないわなぁ・・・」と、自分なりに納得させているようだが寂しそう。

明日はAさん最後のヘルプ。
今日、終わる時間に行き、お令を述べつつ、少し立ち話。
AさんもBさんも施設の方針と合わなくなった故の退職のようだった。
詳しい内容はわからないが、色々あることは想像できる。

おりしも、朝刊に
「訪問介護職員半数ハラスメント被害」の記事。
諸々ハラスメントの内容が書かれてあった。
それらのハラスメントについて、
「この3年間で増えたか減ったか」を尋ねると
事業所管理者の回答は「減っている」の方が多い一方
職員側は、「増えている」の方が多く、認識の違いが鮮明になったとあった。


「お母さんとこは、ヘルプやりやすかったよ」と、言ってくれたし、辞めるに至って「心配だ」と、気にかけてくれた。

4月からのヘルパーさんと早く慣れますように！

あ、MAGO君も保育園。
「MAGO君も頑張るんだから、お母さんも頑張るんで」と、言わなきゃ。

騙されない

独り暮らしの高齢者が、事前の電話アポ後に押し入られ殺害された事件があった。

母に「市役所や、農協
郵便局と語ってもお金の事を言い出したら、迂闊に乗ってはいけんよ」と言うと「わかってる。騙される訳ないわ。もうろくしてない」って。
そう言うのは分かってたけど
イエメンに弱いからなぁ。

胃腸も弱る

電話が、ヘルパーステーションを表示。
これが表示されるとテンション下がる(>_<)
母の調子悪い時の頻度が高いから。
昨日は、まぁ元気だったのに・・・

「朝入ったヘルパーが、お母さん夜中からお腹がいたかったそうで・・・」

今日は午前中ヘルパーさんが入るのと夕方から長男が泊まることになっているので「行かない」ことになってた。
バイトもないしMAGOくんと、のんびり遊んでたのだ(^_^;)

しょうがない、車走らす。
走らせながら「何たべたかな？」
おー、じぶんで大豆を煮てたわ。
それが、２年ほど前の残りの大豆(自分が植えた)
、硬かったんだった。
沢庵を食べてたし・・・(これも自分で漬けて)
「２切れくらいにしときよ」
と、言うとふくれてた。

着くとわりと元気で、病院へ行くための着替えをしていた。
悪い病気ではなく、やはり消化不良かな。

暮れにも悪いことがあったので
「さすがに、私の言うこと聞く気になったやろ？」と。
「畑もするなとは言わない。ほどほど、自分が食べる分だけ植えよ。体が疲れれば胃腸も疲れて働きが悪くなるんやけんね」

言うまいと、思ってても、結局言う事態になってしまうんだよね。