
芥川賞受賞作です。
「押し(ファンから見たアイドル等)」を背骨として生きるあかり。
私にとっては山内惠介くんが「押し」となる。
「押し」へのあかりの思いや行動は、全くもってその通り、あるある
・・・なのだけど、根本が違う。
押し自体が背骨なあかり。
生きることの背骨へのビタミン剤が押しな私。
あかりに寄り添うことができない。
身近にいたら、どうしてよいか途方にくれそうだ。
全編「押し」の話なのに、それではない核心。
あかりは、どうやって生きていくのだろう?
そんな私の素朴な問いが愚問に思えてくる。
あー上手く言い表せないない。