季節はとうに過ぎたのに、遅読なもので、まだ桜の物語読んでいました。
クリンさん(https://blog.goo.ne.jp/cforever1)オススメの宇野千代さんの「淡墨の桜」です。
樹齢1200年の桜の木が枯死寸前だと聞き「助けたい」と思った着物デザイナーと、そこに立ちはだかる成り上がりの女傑女将(老婆)。
桜を再生せんがと東奔西走するのか?
そしてそれを阻む女将との凄まじいバトル?の想像は、かなり違った。
水上勉さんがちょこっと登場したりするので、どこまでが創作?と思いながら読んだら後書きに
物語は、作り話だけど、桜についての記録や助けるに当たって盡力した人の話は事実だと書いてあった。
桜の再生に絡んでいるのかないのかの恋物語。
事実にフィクションが折り込まれ、それがミステリーっぽくラストまで引っ張っていく。
人の気持ちってどんなに識者が弁立てても、本当の所はわからないよね。
とにかく、桜が再生して今日桜の時期は観光地となっているそうでめでたし!
で、いいよね。
多分。
ただキレイ!見事だわ!
ぐらいしかない私。
単純に愛でるだけでは、桜の持つ妖艶さなど永遠にわかりそうにない。
イヤこの本読んだから、もしかして老木の桜があればこれまでと違った感慨を持つかもしれない。
来年の春を楽しみにしておこう。
好みもあるので、⭐︎気にせずに、食指が動いたら読んでいます。
これからも色々紹介してくださいね。
余談ですが、今朝目覚めて自分の勘違いに大笑い。
思い浮かんでいた水上勉の顔にあれれ?なんか違うと。
本読んでる間五木寛之氏の顔が浮かんでいました。自分で気づいたわ、えらい!
うれしいやら申しわけないやら・・🐻💦💦🎶
どうもありがとうございます🍀🍀✨✨⤵
まあちょっと地味なバトルではありますよね・・あの二人。。ネチネチというかジメジメというか・・。
でも「骨董店」や「土地ころがし」など昭和のかんじがなつかしいとうちのチットなどは言ってました~👩
(☆4つ半以上が本当のオススメですので!!)←いつも弱気なクリンより🐻※実家のお母さんにまりさまの記事、また教えよう⤴✨
全く関係ないけど、こちらイスラム教の方々が土葬の為の土地を買ったことでの問題が裁判沙汰になっています。
桜ってただ単純に好きなオカンです。
桜の木が弱るのは……て話を聞いたとき、さもありなんと思った。
今は土葬なんてしないものネ。