嬉しい来客

ヘルパーとして10年くらいお世話になったMさんが、遊びに来てくれました。

認知症が進んだ事を伝えていたので「私の事覚えてるかなぁ」と、思いつつ来られたそうで母にも

「私のこと覚えてる？」

って。

それ聞いちゃいけんというけれど、我が家はOK,

「Mさん忘れんよ。長く来てくれたのに」と名前がスッと出たので

「名前が出たね。良かった。」と、喜んでくれました。

それ以上に喜んだのは母、

「よくここまで来てくれたねぇ」何度も何度も繰り返していました。

言ったことをすぐ忘れるから繰り返すのもあるけれど、本当に嬉しそうだった。

身内では補えない他人の力なり。

葉桜と魔笛 太宰治

桜も葉桜に、、、

そんな時期だからこの作品。

実は、クリンの広場さんの紹介です。

厳しい父との３人暮らしの姉妹（10代）

妹は結核で余命幾ばくもない。

その妹に恋人が居た！

箪笥の奥に隠されていた手紙でそれを知った姉。

あろう事か、不治の病になった事で去っていったのだ。

妹を思う姉は恋人に成りすまして手紙を書くが、、、

クリンさんの広場でそこまで読んだら、先が気になってしょうがない、速攻図書館へGO!

コミック？

古めかしい本が出てくると思っていたら、美しい装丁で驚いた。

最近、乙女の本棚シリーズとして紗久楽さわさんの絵をつけ再出版されたようね。

ピッタリです。

さて内容に戻ると、途中で展開は想像がつくのだけど安っぽくならない。妹の最後の力を振り絞った本音、うんうん、そこがいい。

儚く美しく悲しいが、同時に人の力強さも感じた。

動け！

父の４９日も終わり、母のデイサービスも週３回になり、、、ちょっと動こうかな、、、と、思わぬ事もないが「花粉症が、、、」に逃げておる。

お昼はおにぎり。

記憶、、、

昨日は父の４９日。

お寺さんは、最初から「○○市までは行けません。」と、つれなかったので、私らが寺に出向く事にしている（却って、気が楽）

お経をあげてもらい納骨へ。

実家に集まり頼んでいた弁当を持ち散会。

食事はコロナが増加傾向なので会食をやめたのだ。

家に戻りお弁当を食べ、母は昼寝。

夕方になって「今日は何処にも行ってないよね」だって。

キャァ〜。

そこまでになった？

実家から花やほうれん草持って帰ったやん。

一応弟達に状況連絡。

撮った写真みせても「思い出せんわ」って。

山内惠介コンサート

３月３０日、待ちに待った惠ちゃんのコンサートだった。

川口を皮切りに熊本、三箇所目が大分だった。

Twitterで見る川口と熊本の参加者の感想がいつもに増して高評価。

期待大。

まずツアトラ撮影。

ツアーは、始まったばかりなので、内容は書けないけど、

ファン歴丸3年過ぎた私が参加したコンサートの中で2本の指に入る充実度。

今年の勝負曲「誰に愛されても」は、もちろん、カバーのあの曲、、、

あの細い体のどこに、この声量が？！

歌への真摯な思い。

まごころシカと受け取ったよ。

母がいなかったら、翌々日の北九州コンに駆けつけたのに。

やっぱり惠ちゃんに満足しすぎて、

惠ちゃんが足りない。

認知症は進んでいる

母が来て２ヶ月。

ケアも週３回になって、母の為にも私らの為にも良いみたい。

家に居ると、寝ることが多く認知の衰え顕著なのだ。

さっき夕ご飯を食べて10分もたたないのに「夕ご飯食べたかなぁ？」って。

「お腹空いたん？」

「いいや空いてはないけど」

「山芋、とろろ食べたやろ？、大根の煮付けが大きいって言ったなぁ」

「そうやったな。あれは大きすぎたわ」

思い出したみたいや。

でも、夜中にお腹空くと悪いので、ロールパンひとつ渡す。

「まりが何も食べさせてくれん」と、言い出したかねないもんね（よく聞く話）

完食。

食欲は、あるのよ。

ウチに来て心なし顔色が良くなった気がする。