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「使える脳の鍛え方」という本を読みました。
この本で1番印象に残った重要なポイントを一言で言うと
【思い起こす行為(想起)が、記憶を強化させる】
です。
え?そんなこと?と思われるかもしれませんが
思い返してください。
皆さんは学習する時、集中的に同じことを繰り返したり、教科書を何度も読んだりしたりする経験はないですか?
それは、ものすごく非効率です。
一回覚えたら、忘れかけるまで時間の間隔をおく。
「見直す」よりも「思い出す」回数を増やした方が記憶の定着によいです。
記憶から何度も何度も情報を引き出していると、やがて瞬時に反応できるようになります。
それが「使える脳の鍛え方」ということでした。
具体的には、自分にクイズを出したりする習慣を身につけるといいみたいです。
他の学習法に関しても紹介されていますが
人が「直感的にいいと思う学習法」と、「実験によって得た結果」は割と異なっているそうですので、直感的な感覚を信じないで、実験結果も確認した上で取り組んだ方がいいなと思いました。
学習に関して興味ある方は読んでおいて損はないかなと思います。
ガッツリとメモしながら読み進めました。
あと、もう一つ印象に残った点は
【平凡でも、優秀な専門家になれる】という言葉です。
それに必要なのは、IQではなく
・自制心
・決意
・成長の意識
この三つだということでした。
ただし学習法に関しては、本書を参考にすると良いと思います。