大学生の頃、韓非子を読んで
すげー本だ!
と思った記憶がありますが、
それっきり読見返さず、
本がどっかに行ってましたが
この度、無性に読み返したくなり
買い直しました。
ネットの口コミを参考に
徳間書店の韓非子を購入しましたが
非常に良いです。
以前読んだ韓非子より上手いことまとまってる気がします。
以前、貞観政要を紹介しましたが
あれは中華統一してからの中国の話。
平和な時代の帝王学と言った感じで、
韓非子は、乱世の時代の中国で
群雄割拠していた時の帝王学。
結果、秦という国が中華統一したけど
その秦の国の思想は、韓非子が唱えた思想を採用しているということで、
乱世を勝ち抜いた思想と言えます。
どちらも好きなんですけど
貞観政要は自らを制御する自制心、克己心を訴えた本という気がしますが
韓非子には乱世を生き抜く溢れんばかりの論理の力に、男らしさ、力強さを感じます。
論破論破がすごいんすよ。
この俺に間違ったことがあるなら言ってみろ
と眼光鋭く権威をも睨みつける感じ。
冷徹な現実主義者って感じでもある。
あーかっけぇ。
私のアイドルですわ。
私が女だったら
きゃー!韓非子さまー!!
ステキー!
って、はしゃぐレベル