高知の醤油&味噌屋「マルキョー」ブログ

南国土佐の港町須崎で、大正時代から小さな蔵をやっています。

産直市

2010年01月14日 | まち歩き

日本全国にたくさんあって

私も旅行先では必ず一度は行く場所に

「産直市」があります

遠く離れた国や地域から

流通にのってやってきた商品は

まずありませんので

その地域で愛される旬のお野菜が

安く販売していたりしますよね

意外と高知では見かけない物など

新しい発見があったり

その地域の特徴が垣間見えたりして面白い

さて私どもマルキョーのある高知県須崎市にも

いくつかの産直市があります

そこで最初何これ?と思ったのが

ミョウガの茎

恐らくほとんどの方はミョウガの蕾しか

見たことないのでは

(いわゆる普通に売られているミョウガというやつです)

あれは花の部分であって

その下には長い茎があります

こちらは別に赤みがかってはおらず

薄い黄緑色なのですが

人によってはこっちのほうが香りよく

シャキシャキ感も強いと

なぜそんな茎が売られているかというと

須崎はミョウガの全国シェアが80%以上なのです

ですので私もここへ引っ越してきて

今までの人生で食べたミョウガの量は

この数年で越えたと思います(笑)

この茎を

お味噌汁に入れるのはもちろんですが

天ぷらにするのも新鮮です

しかしおススメは漬ける!です

お酢を調合して

自家製の味を作るのも乙なもの

ただ失敗が怖いという方は

市販のラッキョウ酢を使えば大丈夫

じつはなにを隠そう

しばらく置いているとあら不思議!!

漬け液がきれいなピンク色になってきます

茎は薄い黄緑色なのにです

このミョウガの天然色素で染まった

深いピンクをジーッと見てると結構癒されます(笑)

須崎では3,4cmに切られた茎が大きな袋に入って

200円とかで売られていたりしますよ

須崎を通った時には産直市に寄ってみてください

そしてぜひお試しあれ