高知の醤油&味噌屋「マルキョー」ブログ

南国土佐の港町須崎で、大正時代から小さな蔵をやっています。

武市半平太像

2010年01月20日 | まち歩き

皆様は「龍馬伝」見てらっしゃいますか?

第一回目から出てきた武市半平太さんを

ご存知でしょうか

剣術の師範で

のちに維新の志士として活躍する人です

ドラマでは俳優大森南朋(なお)さんが演じています

じつはその武市さんの銅像が

マルキョーのあるここ高知県須崎市にあります

Img_0669

そしてこの銅像

日本で唯一作りかえられた銅像なのです

武市さんはアゴが少々出ていたようで

剣術道場の生徒の中には親しみを込めて

裏で「アゴ先生」と呼ぶ者もいたそうです

という事もあってか初代の銅像は

アゴは長くホホ骨も大きく角張り

ある意味存在感のある顔に・・・

しかし身体の部分は華奢に出来ていたそうで

その異様な姿に県内外から批判の声が出たとのこと

マルキョーのウン十歳を過ぎたスタッフに尋ねると

「初めて見た時、そのいでたちに驚いた」との答えが(笑)

地域の諸先輩の中には

お酒の席で興奮して「あれはすごかったぞ!」と

おっしゃる方が何人もいます

で、結局作り替えたと

新聞にも

「今回はハンサム 武市半平太像」と書かれたり

除幕式では雷が鳴り響いたりいろいろあったようですが

今では悲しいかな人々の記憶からも薄れ

太平洋を見つめひっそりと立っています

これは須崎市民としていかんですね

次の休みの日

家族でお話を聞きに言ってみようと思います