はじめての体験！

今から３０年近く前、まだまだ若いころ
みんなで夜行バスにのって尾瀬散策やスキーに
でかけたことがあります。

今回はじめて夜行バスの一人旅をしました。

５月連休に母の様子を見に行こうと思っていたのですが
どうしても母が来てほしいというので
いろんな方にお願いして休みをもらい、夜行バスを使い
あしかけ５日の介護ツアーを決行！

とにかくいってびっくり。
よくこんな状態で退院したなあというくらい
ベッドで起き上るのもままならない状態でした。

でも「ここで寝込んでは大変なことになる！
なんとか自分でできることはやるんだ」という
母の強い思いを感じました。

ベッドの柵にしばりつけた手ぬぐいを
握りしめながら寝返りをうったり
痛くてうめき声をあげながらも
床をはいながらベッド横のポータブルトイレで
用をすませたり・・・
本当にそばにいるのもつらかったんですが
でもあんまり安静にして寝付いてしまってもいけないので
ときどき手助けしながら見守るしかありませんでした。

からだをふいたり、痛いところをさすったり
きっと看護実習をすませた長女のほうが
上手にできるだろうなあと思いながら
まったくの素人の私が試行錯誤しながら
お世話をさせてもらいました。

母は弟のところにお世話になっているので
私がいくと駅までの送り迎えやお食事などで
かえって義妹の仕事を増やしてしまいます。
「おねえさんが来てくれるとお母さんうれしそうだから」と
快く迎えてくれて感謝でした。
妹が用事でいないときに
多めにカレーライスを作らせてもらいました。
（２回くらい食べれるように）

飼い犬のＫも私のことを家族の一員と思ったのか
とても懐いてくれました。２７キロもある
大きな雑種犬ですが、とってもかわいかった！

かわいい姪っこたちとも話ができました。
演劇に打ち込んでるＭちゃん、吹奏楽・ピアノを
がんばってるＲちゃん。楽しみだね～

夜は母のマンションに泊まりました。
いつもこの部屋で一人、母はどんな暮らしをしているのだろう。
年をとって掃除が大変らしいので
この際だから大掃除をさせてもらいました。
水回りや食品は思い切って処分。

この部屋に母が一日でも早くもどることができますように。

また５月連休に様子をみにいきます。
それまでよろしくお願いします。

（通りからみたＫ知城）