２４年ぶりの生まれた町

職場の事情で休みを取ってくださいということだったので
小旅行にでかけることにしました。

「花子とアン」をみながら
私も小さい頃、近くのいろんな場所に自分なりの名前をつけてたっけ。
またいつかいってみたいなあ～と思っていたので
いい機会だからいってみることにしました。

実家が２０年以上前に引っ越し
そちらに子どもたちを連れて帰省していたので
生まれ育った場所にはずっといってなかったんです。

予定のあった次女との二人旅。
台風の接近で心配しましたが
１時間くらいの遅れでなんとか最初の目的地に到着しました。

初日はＤ後温泉。ちょうどお祭り初日。
夜は迫力のあるおみこしのぶつかり合いを観ることができました。




二日目はまずお城見学。入り組んだ守りに感動！

午後電車で移動し、久々のふるさとへ。



お寺や小学校・商店街・住んでたところを訪ね歩いてみました。
驚いたことに昔にぎわっていた商店街がすたれ、
高校時代、通学でお世話になっていたバスが
一時間に一本くらいになってました。
そのかわり市内だけはコミュニティバスが巡回しているようです。

町全体の活気が失われたような・・・・
でも父がよく箱買いしていた果物屋さん・電気屋さん
自転車屋さん・毎月たのしみに買いにいった本屋さんなどは
代替わりしたのか今もしっかりと商売を続けていらっしゃるようでした。

町の様子は変わっても、お寺や神社は昔のまま。
同じ姿でそこにありました。
タイムスリップしたような不思議な感覚を味わいました。



三日目はＫ平参り。
台風一過のすばらしいお天気。
歌舞伎小屋を見てから長い石段を登りました。ふう～
疲れたけれど景色は最高！！




最後はやっぱりＳぬきうどん。
ご馳走三昧でしたので私はあっさりとわかめうどん。



小さい頃の私は、この土地でこの風景を見ながらどんな将来を思い描いていたのかなあ。
夢見ていたような大人になれたかなあ。
次女に昔話を語りながら、ふと胸の奥がチクンとしました。

思い出をたどる旅につき合ってくれた娘と送り出してくれた主人に感謝です。