今回の旅で妻にリクエストしたことの一つが、九份へ行くこと。映画「悲情城市」の舞台として、「千と千尋の神隠し」の街のモデルとして、あまりにも有名になってしまった街です。
まぁ、ガイドブックの写真を見ただけでも、「悲情城市」を撮った頃とは、街の様子が違っているのは判るのですが、それにしても見事に観光地化されちゃってました‥。平日だってのに人が多いし。
それでも、坂の街を歩くのはとても楽しい!等高線に沿って歩けば、クネクネと視線が変わる曲がり道。斜面方向には急な石段。時折開ける視界に、海。
ゆっくりと散策したいところですが、1歳10ヶ月の娘が一緒では、思うように動けません。またゆっくり来ることにします‥
遠くに見える海岸線だけは映画を撮った頃と変わりません。絶景を楽しめる茶房がたくさんあるのがイイです。
こんな風景を見ながら「地震でもあったら大変そう‥」なんて思っていたら、ちょうどその日、日本では新潟中越沖地震が起こってしまったのでした。