住宅の設計をしていると、テレビの受信をどうするかという問題も、
いつもついて回ります。
ケーブルTVや光回線を使う方が増えているので、
そういうお宅は問題無いのですが、
アンテナを立てるとなると、見た目が気になります。
それでも、最近はこんな平面型のアンテナがあるので、
あまり目立つことなく、設置できるようになりました。
うちも、どうするか迷ったのですが、
ケーブルTVも、ひかりTVも基本料金が高すぎるので、
アンテナを立てました。
余分なサービス不要、地上波+BS・CSでいい人は、
アンテナを立てるのが、やはり一番低コストかと‥。
(但しフレッツ・テレビのサービスエリアにお住まいの方は、こちらも魅力的‥)
ところで、アンテナが地デジアンテナになって困ったのが、
FMラジオが入らなくなってしまったこと。
うちは日中、FMを聴きながら仕事しています。
一応、FMアンテナ用の配線はしておいてもらったのですが、
あまり大げさなアンテナは立てたくないし‥。
どうしたものかと、電気工事をしてもらっている松崎さんと相談。
僕は、1素子のFMアンテナでも買って、付けてもらおうかと思ったのですが、
それなら、不要になったVHFアンテナを改造して付けたらどうかという提案。
なるほど‥
暫くして、アンテナを持って松崎さんが取付に来てくれました。
写真の様に、給電素子の部分だけを取り外して、
1素子のアンテナとして再利用。
FM用だと長さが1750mmほどもありますが、これだと1300mmほど。
すっきり収まります。
さっそくラジオをつけてみると、バッチリ、受信できています。
これはイイ!
ダメならradiko.jpがあるさ、とは思っていたものの、
やはり今使っているチューナーやレシーバーで聞けた方が便利。
地デジに切り替わって、大量にゴミになっていると思われるVHFアンテナ。
FMアンテナとして余生を送る道がありますので、ご参考までに。
※放送塔からの距離、アンテナの場所や周辺環境によって受信状況は違います。
この方法での受信を保証するものではありません。