日本での発売(11/8)が発表されたASUSの”Zenfone5”です。
楽天モバイルが、この端末をセットにMVNO事業に参入と言うことで、
そちらの方が大きなニュースになっていますね。
「MVNOと組み合わせるのに最適な本命SIMフリースマホ」などと、
あちこちでレビューされているので、結構売れるんじゃないかと思います。
8月の台湾旅行の時、現地で使っていたのが、このZenfone5の3G版でした。
日本円で17,000円ほどの低価格ですし、Andoroid端末を使うのも初めてだったので、
どんなモノかと思っていたのですが、これが思った以上にサクサク動いて快適ですし、
iOSと比較しても遜色ないどころか、何かと楽しい面も‥。
iPhone6を始め、キャリアのスマートフォンの1/3~1/4位の値段ですが、
僕の使い方では、なんの不自由もないことが判りました。
Mac使いですが、カレンダーや連絡帳の同期、
便利に使っているAirPlayに関しても、対応アプリがあるので問題無し。
iPhoneに未練はあるけれど、価格差を考えると・・ネ。
通信費に関しても、ほとんどの時間は家か事務所にいて、
WiFi環境の下にいるわけですから、通話も通信も最低限でよいわけで‥、
大手キャリアには見切りをつけようと思います。
「二崁古厝」へ。
以下、”旅々台北”から引用。
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「二崁古厝」は、西暦1910年頃に建てられた古い民家の集落です。
ここでは、どのお宅も陳という姓で、典型的な単姓村(姓が一つだけの村)です。
さかのぼれば、明朝末期に 金門夏興(元の名は下坑)から
澎湖島に渡った二崁村の始祖である陳延益氏が、
まず大池角(現在の大池村)に上陸した後、竹灣龜山のふもと一帯を開墾したの が始まり。
その後、現在の場所に定住し、陳という姓の単姓集落が作られました。
清朝以後、陳氏の子孫は次々と台湾に出て行きました。
漢方薬店で修行する人 が多く、財産をためて次々と故郷へ戻り、
古い家屋を修繕して住むようになりました。
二崁陳宅は陳嶺、陳邦という二人の兄弟によって1910年に建てられま した。
現在、二崁には20軒近くの伝統家屋があり、また伝統生活博物館や児童館を建てて、
生活文化の昔と今を伝え続けています。
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地図で見ると、いくつもの島から成っていることがよく解ります。
途中、景色の好いところでは寄り道しながら、
のんびりとレンタバイクで向かいました。
観光地ですが、人は少なくひっそりしています。
風が強いところですから、家は平屋です。
低く抑えられたスケールが、とても好い!
地場の珊瑚が建材として多用されています。
気持ち好い場所があちこちに‥
どういう意味合いの物なのか、
古い物なのかどうか、よく判りませんが‥
家は長家形式で、通り面してコートがあります。
この家は「杏仁茶」を売るお店をやっていて、見学が出来ました。
プラン的に面白かったのが、この動線。
家の中ほどに隣家に繋がるドアがあるのですが、
お隣だけでなく、その又隣も、その先も、
路地を挟んでも同じ位置にドアがあって、
ずーっと繋がって行き来できるようになっています。
一族で住んでいたので、こんな作りになっているそうです。
つづく。