今年の6月にオープンしたばかりの
”台南文化創意產業園區”。
台湾政府は、日本統治時代の産業遺構を活用し、
台北、台中、嘉義、台南、花蓮で「文化創意産業園区」を整備しており、
その内の一つです。
今まで、台北の二つと花蓮で見てきましたが、
それらと比較すると小規模な施設。
但し、台南駅に隣接しているので、アクセスは抜群です。
ギャラリー、カフェ、キャラクターグッズの店が
営業していましたが、
観光客にとっての見どころは少ないですね‥。
本日二度目のティータイム。
台南の駅からほど近い路地裏にある
古い日本家屋を改装した"日式茶屋"「衛屋茶事」です。
日式茶屋というカテゴリが確立しているのがスゴい。
台湾まで来て日本風の店に来ることないだろ、
って話しはありますが、
逆に日本にはこういう店が無いですよね‥
興味深い。
まぁちょっと複雑な気分ではあります。
結構いい値段するんですけど、流行ってるみたい。
つづく
さて、台南です。
何度も来ているのに、まだ訪ねていない名所は沢山あります。
”國立台湾文學舘”もその一つ。
初めて来ました。
2003年10月のオープンで、
台湾文学の史料を系統立てて収集、整理、紹介した初の博物館です。
図書館、児童図書館、カフェなども併設されています。
この建物は、日本統治時代の1916年に市役所として建設されたもの。
戦時中には、かなり損傷を受けたそうですが、
戦後幾度となく修復工事を行い、台南市政府として使用されてきました。
1977年、台南市政府が新しいビルに引っ越したのを契機に、
”國家台湾文学館”が設立されることになりました。
通りに面した所は、保存。
その内側は大胆にリノベーションして出来ています。
上手く保存活用していてすばらしい。
地下の閲覧室。
新旧建物の間のコリドール。
落ち着いた好い雰囲気のカフェ。
値段は高めだけど‥
つづく