簡単に読めるインスタントブログ

ガチな内容やプチなネタまで幅広く載せるよ。HP開設前の準備的なブログだと思うよ。

台湾は日本食料品の規制を・・・

2015-05-16 22:27:20 | 政治
台湾の日本食品全面輸入規制の顛末

僅か一日で・・・
台湾は今日の15日から日本からの食品輸入をこれまでの福島周辺の5県から
全国的に規制を拡大しようとしていた矢先、日本側は産地証明を義務づけることで
決着を図った。しかしこれまで通りに福島周辺の地域からは食料品の輸入を禁止している。

この問題が発生するに至った経緯は福島県産の食料品を産地偽装して台湾に輸出させて
いた事に端を発する。
福島県産を他の県産品と装い販売した為に台湾の消費者から怒りを買った為に台湾から
強いプレッシャーを掛けられていたことに他ならない。

単純に言えば、今後このような事態になった場合は全面規制へ乗り出す大きな姿勢を見せて
狙い通りに産地証明の義務を台湾は勝ち取った。台湾から見たらば非常に良い外交だったと思う。
国内の産業を保護することにも繋がり根本的に消費者を守るという政府の本質を達成するものだった。

本来ならば日本政府がしなくてはいけない仕事を台湾側にお株を奪われて見事にお手本を
見せられたような気分だ。そればかりか日本の食品に対して海外からの客観的な処置は震災後の
安全宣言のバケの皮が剥がされたようだった。

何時頃からだろうか
近年日本は産地偽装により中国産ウナギを国産と謳い、や食の安全基準をクリアしていない事故米を
流通させるなどの信用を失墜させてきた。3.11後は福島県産品を買って復興を応援しようとする
運動まで起こったのだが、誰も買おうとはしないこの現実。

もしかすると台湾のように福島近辺の5県からの農産品にも警戒をしなくてはいけないのかもしれない。
そう考えると福島原発事故の後遺症の被害が4年経過した今でも非常に恐ろしく感じる。
哲学的な域まで及ばなければ議論の出来ないものではない、今の生活の問題となっていくる。
近い将来の問題となってくる。

台湾ばかりでなく最近のTPP協定を踏まえて参加国のアメリカを始めブルネイやタイに
輸出する場合にも証明書は必要となっている。

私はいっその事、これらの海外へ輸出する安全な地域で生産された食料品を国内需要に回して被災地やその周辺地域での
農業においては生産量を減らしてでも除染活動やセシウム汚染対策に力を注いだ方が合理的に思えてくる。

輸出も出来なければ消費されずに破棄させることが多い野菜などに無念な感情を抱くよりもよっぽど
将来的で安全性の高いものだと思う。

菅官房長官の「科学的根拠が無い」との言い分は現在の日本からの食料品の輸出に証明書が必要な国が多数占める
現状からは余りにもかけ離れ過ぎた虚偽にも近い発言だった事を付け加えておく。
精神科医の医の香山リカにも負けずとも劣らないっス。wwww



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする