2016年の勢志摩サミットの後にオバマ大統領が現職としては初めて被爆地ヒロシマを訪問する
予定が発表された。戦後71年で初の事となる。
既に国務長官のケリー氏が今年に入って米国大統領オバマ氏を前にG7でヒロシマを訪れ、
慰霊碑で献花を行っている。
米国の大統領としては歴史的に大きな進歩であり、第二次大戦の戦後問題にとっては重要な
ニュアンスになると評価できる反面どうも日本にはこれを期にオバマ大統領に謝罪を求める声が
あり、保守派の国粋主義な感情に刺激する部分が米国大統領のヒロシマ訪問を拗れさせている。
保守の言い分となる戦後問題は慰安婦と原爆に偏った歪な思考となり本質を見失ったモノで
あることは昨今の活動からも疑いようの無いものとなり、日本の経験した大戦の痛ましさを
踏み躙り国家外交の材料として扱われるケースばかりで嘆かわしい思いがする。
米国大統領のオバマ氏にヒロシマ訪問時に「謝罪しろ!謝罪しろ!」は韓国の日本に対する
慰安婦問題の対応と同じだ。逆に韓国で謝罪した元総理の鳩山氏には熾烈な罵声を
浴びせる国内保守派や自民支持者の姿勢は、オバマ大統領に対する「謝罪しろ!」の後ろに
原爆を落とされた怒りよりも侮蔑が含まれていると類推される。
ただ単に他者を批判して貶めたいだけの悪意でしかない。
RAGE AGAINST THE MACHINEの曲で『Sleep Now in the Fire』というタイトルがある。
この曲に ‘’The priests of hiroshima‘’のフレーズがある。米国を強く批判した歌詞だ。
この歌詞を巡りこれまでも色々書かれているようですが、オバマ大統領のヒロシマ訪問を前に
この一節の意味を理解するのは返って難しい。しかし私はケリー国務長官もオバマ大統領も
単なる政治的なパフォーマンスでヒロシマを訪れる訳では無いと印象を持っている。
流石のネトウヨ改め保守派で今は左翼の劣化版の名を使う場合もある『パヨク』。自虐とも取れる
行き場を失ったネトウヨの末期症状が、都合の良い改名で整合性を持てると思ったら大間違いだ。
これもまた韓国人が悪い事をする時は日本人の名を使う行為と同じだ。
一つの仮説として日本と米国が集団的自衛権を行使容認するに当たり日本から米国に対して戦後問題の
解決を図って欲しいと要求があったのだろう。もしもこの仮説が正しければ今の日本の米国との関係と
安全保障が立体的に見えてくる。本当に『戦後』が終わろうとしているんだな。
予定が発表された。戦後71年で初の事となる。
既に国務長官のケリー氏が今年に入って米国大統領オバマ氏を前にG7でヒロシマを訪れ、
慰霊碑で献花を行っている。
米国の大統領としては歴史的に大きな進歩であり、第二次大戦の戦後問題にとっては重要な
ニュアンスになると評価できる反面どうも日本にはこれを期にオバマ大統領に謝罪を求める声が
あり、保守派の国粋主義な感情に刺激する部分が米国大統領のヒロシマ訪問を拗れさせている。
保守の言い分となる戦後問題は慰安婦と原爆に偏った歪な思考となり本質を見失ったモノで
あることは昨今の活動からも疑いようの無いものとなり、日本の経験した大戦の痛ましさを
踏み躙り国家外交の材料として扱われるケースばかりで嘆かわしい思いがする。
米国大統領のオバマ氏にヒロシマ訪問時に「謝罪しろ!謝罪しろ!」は韓国の日本に対する
慰安婦問題の対応と同じだ。逆に韓国で謝罪した元総理の鳩山氏には熾烈な罵声を
浴びせる国内保守派や自民支持者の姿勢は、オバマ大統領に対する「謝罪しろ!」の後ろに
原爆を落とされた怒りよりも侮蔑が含まれていると類推される。
ただ単に他者を批判して貶めたいだけの悪意でしかない。
RAGE AGAINST THE MACHINEの曲で『Sleep Now in the Fire』というタイトルがある。
この曲に ‘’The priests of hiroshima‘’のフレーズがある。米国を強く批判した歌詞だ。
この歌詞を巡りこれまでも色々書かれているようですが、オバマ大統領のヒロシマ訪問を前に
この一節の意味を理解するのは返って難しい。しかし私はケリー国務長官もオバマ大統領も
単なる政治的なパフォーマンスでヒロシマを訪れる訳では無いと印象を持っている。
流石のネトウヨ改め保守派で今は左翼の劣化版の名を使う場合もある『パヨク』。自虐とも取れる
行き場を失ったネトウヨの末期症状が、都合の良い改名で整合性を持てると思ったら大間違いだ。
これもまた韓国人が悪い事をする時は日本人の名を使う行為と同じだ。
一つの仮説として日本と米国が集団的自衛権を行使容認するに当たり日本から米国に対して戦後問題の
解決を図って欲しいと要求があったのだろう。もしもこの仮説が正しければ今の日本の米国との関係と
安全保障が立体的に見えてくる。本当に『戦後』が終わろうとしているんだな。