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舛添知事の辞任劇。

2016-05-23 23:29:40 | 政治
政治資金絡みの疑惑が続く現職の東京都知事舛添要一ですが、地検がどうも怪しい。
辞職となるか東京地検からの捜査が及ぶかについてさえも現在の所ハッキリしない段階で
東京都知事の職から辞任に向かわせる道筋が何処からともなく浮かび上がってきた。


一般的な感覚ではもう舛添は続かないと印象を持たれているのだが、東京地検の
動きはと云えば、こうしたネガティブな民意とは沿わない静観が続いている。



考えてみれば舛添要一という男は自民党からの推薦は受けて都知事選を勝利したが
無所属の議員でもある。政党に所属していないので政党助成金も無く、使途を明確に
する必要が無い政策活動費も殆ど無いはずだ。


いわば別の財布が無い舛添にとっては今のカネと政治の疑惑が資金力勝る自民党からの
攻略として行われていた場合かなりの理不尽さを感じるはずだ。

根本的に舛添には財布が一つしかない為に性格だけでなくセコい内容も表沙汰にされている。

実際問題として今の政治資金の支出に関して東京地検が動かなくても政治家自身のモラルと
して自己判断で辞職の道を選ぶのが筋のように思わせてこそ某組織の作戦が成立する。



政治とカネの問題でこれまで東京地検は石原、猪瀬と過去の都知事の汚職については
自ら捜査をせずに介錯をしてきた。今回の舛添の場合も東京地検は捜査をせずに辞職させた
場合、政治資金規正法の扱いは石原は無罪放免、猪瀬は百条委員会、舛添は辞職へ進ませる
ということになる。

どう考えても不平等なばかりでなく、舛添の政治家生命を絶とうとしているように見える。
もしも舛添を潰したいのならば何故、正々堂々と東京地検は捜査に及ばないのか疑問が持た
れるが実はその理由もこれまでの都知事の政治とカネに絡んだ因果関係がある。


舛添だけを捜査した場合、都民に与える印象は石原猪瀬と不平等感が顕著になるために捜査権を
行わず別の方法論として辞職に追い込むシナリオを描いているようだ。

市民団体が原告となって政治資金規正法に訴えかける動きは石原都政が始まって一年足らずの
時にも起こったが直ぐに有耶無耶にされてしまった。同じように市民団体が舛添を訴えても
必ずしも通用するものでは無いはずだが舛添の汚職に関する騒がれ様は石原の時とは比べ
物にはならない程だ。


検察側の常套手段として裁判で証拠主義に走り内容など無くても出来るだけ
数多くの証拠を列挙して審議を優位に進める事が有る。今の舛添叩きの民意の作り方は
この証拠主義の作り方に非常に似ているのでやはり裏で動いているのは東京地検だろう。

正々堂々と捜査権の行使が出来ず、民意操作で辞職の道に追い込むならば東京地検が石原猪瀬と
癒着をしていた疑惑はより深くなる。









舛添東京都知事の政治資金のニュースがピーク達しあからさまに辞職の声も聞こえ始めた
5月19日に外国人特派員協会では元東京都知事の石原慎太郎と元警察官僚の亀井静香が
記者会見を開いていた。

石原は舛添について「あまりにも惨めな話」とコメントした。


世間では舛添の話題で盛り上がっているがその騒がれ方に不信を持っているのか
元警察と元政治家の意味深長なツーショット。

何も知らずに呼ばれてヘラヘラ会場に来たのかと思うと見ている方が情けなくなってくる。

場合によっては舛添は東京都知事を辞職しないでも済むかもしれない。何せこの二人がアレだから。


コメント
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