ロシアのサンクトペテルブルグの地下鉄でイスラム過激派によるテロが発生し被害者を出したばかりですが
米国は化学兵器の使用を理由にシリア国内のアサド政権へ空爆による攻撃を開始したと発表した。
無駄な事は省いてこれだけの文章の方が返って今の中東情勢の多くを表わしてしまう。トランプ大統領は
国際社会に対して正々堂々とシリア国内のアサド政府軍を空爆による攻撃を明確にした。
米国の行為が良いか悪いかは別としてトランプ大統領は国際社会のテーブルの上に再び載ることを決意した。
ここ数年、ロシアの要人が殺害されたり、旅客機が墜落したりと因果応報のように事あるごとにロシアは
何らかのテロ攻撃を受けていた。イスラム過激派と名乗る団体によるテロ行為だとは報道されているが必ずしも
イスラム系の犯行だと皆が信じる訳では無い。世界中にこんなにも大きな人脈がISにあるとも思えない。
ロシアが受けたIS系テロ攻撃が 米国からの非公式な制裁だと位置付けると大体の事が理解できてしまう。
シリアの反政府軍、シリア自由軍、ISIS、アルカイダ系組織、全部裏では米国が関与している。場合に
よってはシリア政府軍でさえ米国が関与していても驚かない。
国連は2013年に一度はシリア国内での政府軍による化学兵器使用を認め米国の軍事介入を承認する方へ
靡いたが、ロシアが反発しサリンの使用は反政府軍であると対抗した。 国連は一度は米国側に着いたが
この判断を覆し化学兵器の使用を憂いで批判するに留めた。さらにサリン使用の真犯人捜しもしなかった。
シリアとロシアが四面楚歌の状態からプーチン大統領が自ら国連へ出向いての抵抗が功を奏した。
議論の争点としてはシリアの化学兵器の使用が中心となっているが、結局は2014年のクリミア情勢でオランダ発
マレーシア航空機が墜落したのと同じ。第3者の被害に対して米国は決まってロシアが犯人だと言えば、
ロシアは米国が犯人だと反発する。此れの繰り返しだ。しかし一つだけ確かな事はサリンが薬物兵器であるように
専門的な知識が無ければ扱えない代物である。
国連にサリン使用疑惑によるシリアへの軍事介入が否定されNATO枠が使えなくなった米国は往生際悪くも
有志国連合を自前で作り米国に賛同する国家を募り、自ら作り出した反乱分子のイスラム過激派の武力活動を
口実として、新たに中東地域を攻撃する名目を作り出した。 これが米国のISIS作戦だった。
(※必ずしもISISはイスラエルを中心主体としている訳では無い。しかし米国は常に主体となっている。)
ISIS作戦はシリアやイラク内部に止まらず、世界中でテロ活動を活発化させ、多くの地域でテロ被害者を
出してイスラムの恐ろしい印象を植え付けるどころか、ISISのバックに隠れる米国やイスラエルの影ばかりが
目立ち、国際社会で米国やユダヤ系への不信は強まりだした。確実に裏目に出た。
そこで憎きアサド政権に当たり散らして、再びサリン使用疑惑を持ち出してロシア側を窄めたいだけの話。
既に利害関係においては米国のロックフェラー財団が化石燃料からの撤退を2014年に決めており国内のシェール
ガスのチェザピークの社長は自殺しているのでオイルビジネスが直接の目的では無い。
シリアにあるゴラン高原の採掘権から意味は変わってしまっている。オイルビジネス撤退から中東情勢も
失敗しているが、余りにも不甲斐ない結果に米国民の前に不都合な事実を言い出せずに20年前の旧共産圏への
冷戦構図を辿り反ロシアに転嫁しただけだ。
本来ならばリビアでカダフィ大佐を暗殺したように、ヒラリーは現地人(IS系)を用いてシリアを壊滅させる
よう思案していた。シリア内部へ兵器の流入を増加させる働きかけをアラブの春を先に成功させたリビアの
ベンガジにある米国大使館から行っていた。つまりは2012年のリビア大使館襲撃事件に繋がっていく、
ヒラリーの私的メールアカウント疑惑の事件だ。 この大使館襲撃事件はFBIが疑うように、ヒラリーが
イスラム系の組織を使った自作自演のテロであったと予想されている。
しかしトルコのロシア大使のアンドレイ・カルロフ氏の殺害に関してはIS系の元トルコ警察の犯行とされ、
衝撃的な殺害のシーンが映像が世界に流された。多分この暗殺はロシアの自作では無いにしても事実上は
対応しなかったテロだと思う。こうした態とらしいテロは全て米国製と呆れながらに判断してしまう認識の隙を
ついている。奇しくもトランプ新大統領誕生の日2016年12月19日の事だった。
米国CIAの犯行による在トルコ・ロシア大使殺害であるならば、既に第3次世界大戦の一歩手前まで来ている。
結論は『シリア戦争はベトナム戦争と同じだ』米国は全く変わり映えのしない愚かな戦術に落ちた。
過去の失敗から学ぶことが出来なくなった。
米国は化学兵器の使用を理由にシリア国内のアサド政権へ空爆による攻撃を開始したと発表した。
無駄な事は省いてこれだけの文章の方が返って今の中東情勢の多くを表わしてしまう。トランプ大統領は
国際社会に対して正々堂々とシリア国内のアサド政府軍を空爆による攻撃を明確にした。
米国の行為が良いか悪いかは別としてトランプ大統領は国際社会のテーブルの上に再び載ることを決意した。
ここ数年、ロシアの要人が殺害されたり、旅客機が墜落したりと因果応報のように事あるごとにロシアは
何らかのテロ攻撃を受けていた。イスラム過激派と名乗る団体によるテロ行為だとは報道されているが必ずしも
イスラム系の犯行だと皆が信じる訳では無い。世界中にこんなにも大きな人脈がISにあるとも思えない。
ロシアが受けたIS系テロ攻撃が 米国からの非公式な制裁だと位置付けると大体の事が理解できてしまう。
シリアの反政府軍、シリア自由軍、ISIS、アルカイダ系組織、全部裏では米国が関与している。場合に
よってはシリア政府軍でさえ米国が関与していても驚かない。
国連は2013年に一度はシリア国内での政府軍による化学兵器使用を認め米国の軍事介入を承認する方へ
靡いたが、ロシアが反発しサリンの使用は反政府軍であると対抗した。 国連は一度は米国側に着いたが
この判断を覆し化学兵器の使用を憂いで批判するに留めた。さらにサリン使用の真犯人捜しもしなかった。
シリアとロシアが四面楚歌の状態からプーチン大統領が自ら国連へ出向いての抵抗が功を奏した。
議論の争点としてはシリアの化学兵器の使用が中心となっているが、結局は2014年のクリミア情勢でオランダ発
マレーシア航空機が墜落したのと同じ。第3者の被害に対して米国は決まってロシアが犯人だと言えば、
ロシアは米国が犯人だと反発する。此れの繰り返しだ。しかし一つだけ確かな事はサリンが薬物兵器であるように
専門的な知識が無ければ扱えない代物である。
国連にサリン使用疑惑によるシリアへの軍事介入が否定されNATO枠が使えなくなった米国は往生際悪くも
有志国連合を自前で作り米国に賛同する国家を募り、自ら作り出した反乱分子のイスラム過激派の武力活動を
口実として、新たに中東地域を攻撃する名目を作り出した。 これが米国のISIS作戦だった。
(※必ずしもISISはイスラエルを中心主体としている訳では無い。しかし米国は常に主体となっている。)
ISIS作戦はシリアやイラク内部に止まらず、世界中でテロ活動を活発化させ、多くの地域でテロ被害者を
出してイスラムの恐ろしい印象を植え付けるどころか、ISISのバックに隠れる米国やイスラエルの影ばかりが
目立ち、国際社会で米国やユダヤ系への不信は強まりだした。確実に裏目に出た。
そこで憎きアサド政権に当たり散らして、再びサリン使用疑惑を持ち出してロシア側を窄めたいだけの話。
既に利害関係においては米国のロックフェラー財団が化石燃料からの撤退を2014年に決めており国内のシェール
ガスのチェザピークの社長は自殺しているのでオイルビジネスが直接の目的では無い。
シリアにあるゴラン高原の採掘権から意味は変わってしまっている。オイルビジネス撤退から中東情勢も
失敗しているが、余りにも不甲斐ない結果に米国民の前に不都合な事実を言い出せずに20年前の旧共産圏への
冷戦構図を辿り反ロシアに転嫁しただけだ。
本来ならばリビアでカダフィ大佐を暗殺したように、ヒラリーは現地人(IS系)を用いてシリアを壊滅させる
よう思案していた。シリア内部へ兵器の流入を増加させる働きかけをアラブの春を先に成功させたリビアの
ベンガジにある米国大使館から行っていた。つまりは2012年のリビア大使館襲撃事件に繋がっていく、
ヒラリーの私的メールアカウント疑惑の事件だ。 この大使館襲撃事件はFBIが疑うように、ヒラリーが
イスラム系の組織を使った自作自演のテロであったと予想されている。
しかしトルコのロシア大使のアンドレイ・カルロフ氏の殺害に関してはIS系の元トルコ警察の犯行とされ、
衝撃的な殺害のシーンが映像が世界に流された。多分この暗殺はロシアの自作では無いにしても事実上は
対応しなかったテロだと思う。こうした態とらしいテロは全て米国製と呆れながらに判断してしまう認識の隙を
ついている。奇しくもトランプ新大統領誕生の日2016年12月19日の事だった。
米国CIAの犯行による在トルコ・ロシア大使殺害であるならば、既に第3次世界大戦の一歩手前まで来ている。
結論は『シリア戦争はベトナム戦争と同じだ』米国は全く変わり映えのしない愚かな戦術に落ちた。
過去の失敗から学ぶことが出来なくなった。