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シリア戦争はベトナム戦争と同じだ。

2017-04-09 20:47:09 | 国内国際情勢
ロシアのサンクトペテルブルグの地下鉄でイスラム過激派によるテロが発生し被害者を出したばかりですが

米国は化学兵器の使用を理由にシリア国内のアサド政権へ空爆による攻撃を開始したと発表した。


無駄な事は省いてこれだけの文章の方が返って今の中東情勢の多くを表わしてしまう。トランプ大統領は

国際社会に対して正々堂々とシリア国内のアサド政府軍を空爆による攻撃を明確にした。

米国の行為が良いか悪いかは別としてトランプ大統領は国際社会のテーブルの上に再び載ることを決意した。


ここ数年、ロシアの要人が殺害されたり、旅客機が墜落したりと因果応報のように事あるごとにロシアは

何らかのテロ攻撃を受けていた。イスラム過激派と名乗る団体によるテロ行為だとは報道されているが必ずしも

イスラム系の犯行だと皆が信じる訳では無い。世界中にこんなにも大きな人脈がISにあるとも思えない。

ロシアが受けたIS系テロ攻撃が 米国からの非公式な制裁だと位置付けると大体の事が理解できてしまう。

シリアの反政府軍、シリア自由軍、ISIS、アルカイダ系組織、全部裏では米国が関与している。場合に

よってはシリア政府軍でさえ米国が関与していても驚かない。




国連は2013年に一度はシリア国内での政府軍による化学兵器使用を認め米国の軍事介入を承認する方へ

靡いたが、ロシアが反発しサリンの使用は反政府軍であると対抗した。 国連は一度は米国側に着いたが

この判断を覆し化学兵器の使用を憂いで批判するに留めた。さらにサリン使用の真犯人捜しもしなかった。

シリアとロシアが四面楚歌の状態からプーチン大統領が自ら国連へ出向いての抵抗が功を奏した。


議論の争点としてはシリアの化学兵器の使用が中心となっているが、結局は2014年のクリミア情勢でオランダ発

マレーシア航空機が墜落したのと同じ。第3者の被害に対して米国は決まってロシアが犯人だと言えば、

ロシアは米国が犯人だと反発する。此れの繰り返しだ。しかし一つだけ確かな事はサリンが薬物兵器であるように

専門的な知識が無ければ扱えない代物である。




国連にサリン使用疑惑によるシリアへの軍事介入が否定されNATO枠が使えなくなった米国は往生際悪くも

有志国連合を自前で作り米国に賛同する国家を募り、自ら作り出した反乱分子のイスラム過激派の武力活動を

口実として、新たに中東地域を攻撃する名目を作り出した。 これが米国のISIS作戦だった。

(※必ずしもISISはイスラエルを中心主体としている訳では無い。しかし米国は常に主体となっている。)



ISIS作戦はシリアやイラク内部に止まらず、世界中でテロ活動を活発化させ、多くの地域でテロ被害者を

出してイスラムの恐ろしい印象を植え付けるどころか、ISISのバックに隠れる米国やイスラエルの影ばかりが

目立ち、国際社会で米国やユダヤ系への不信は強まりだした。確実に裏目に出た。

そこで憎きアサド政権に当たり散らして、再びサリン使用疑惑を持ち出してロシア側を窄めたいだけの話。

既に利害関係においては米国のロックフェラー財団が化石燃料からの撤退を2014年に決めており国内のシェール

ガスのチェザピークの社長は自殺しているのでオイルビジネスが直接の目的では無い。

シリアにあるゴラン高原の採掘権から意味は変わってしまっている。オイルビジネス撤退から中東情勢も

失敗しているが、余りにも不甲斐ない結果に米国民の前に不都合な事実を言い出せずに20年前の旧共産圏への

冷戦構図を辿り反ロシアに転嫁しただけだ。




本来ならばリビアでカダフィ大佐を暗殺したように、ヒラリーは現地人(IS系)を用いてシリアを壊滅させる

よう思案していた。シリア内部へ兵器の流入を増加させる働きかけをアラブの春を先に成功させたリビアの

ベンガジにある米国大使館から行っていた。つまりは2012年のリビア大使館襲撃事件に繋がっていく、

ヒラリーの私的メールアカウント疑惑の事件だ。 この大使館襲撃事件はFBIが疑うように、ヒラリーが

イスラム系の組織を使った自作自演のテロであったと予想されている。


しかしトルコのロシア大使のアンドレイ・カルロフ氏の殺害に関してはIS系の元トルコ警察の犯行とされ、

衝撃的な殺害のシーンが映像が世界に流された。多分この暗殺はロシアの自作では無いにしても事実上は

対応しなかったテロだと思う。こうした態とらしいテロは全て米国製と呆れながらに判断してしまう認識の隙を

ついている。奇しくもトランプ新大統領誕生の日2016年12月19日の事だった。

米国CIAの犯行による在トルコ・ロシア大使殺害であるならば、既に第3次世界大戦の一歩手前まで来ている。



結論は『シリア戦争はベトナム戦争と同じだ』米国は全く変わり映えのしない愚かな戦術に落ちた。

過去の失敗から学ぶことが出来なくなった。







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ブチ切れ今村復興大臣。

2017-04-09 14:46:55 | 国内国際情勢
今村雅弘復興大臣が記者会見で記者の質問に対してブチ切れしてしまった。

3.11災害の自主避難者に対する住宅支援が今年3月で打ち切りで自主避難は「自己責任」論を強要し

支援打ち切りについての記者の質問を門前払いにした。またはそうなるように掻い摘んで報道されている。

今村大臣が質問する記者を怒鳴りつける前に、のらりくらりの答弁が有るには有るが、そこまで見せてしまうと

更に今村復興大臣に被災者支援に冷めた姿勢が伝わり過ぎて、味わいにコクと深みが出る。聞いている人には

語彙の混同から聞き取りにくい障害を起してしまう。相互関係に錯覚してしまう。あっこの人中身無いな。

表面的な答弁だなって解る。




記者に大臣として支援打ち切りの「責任」を追及されたから、避難者の「自己責任論」が出て来た。

記者に「公の場」で恥をかかされたから、「公の場に出て来ている」と主張した。

記者に「出て行け!」と怒鳴ったから そして「自分が会見場から出て行った。」


今村大臣が思考停止して感情的になり角が立った受け答えだ。答弁に中身は無い。言葉や音の問題に

過ぎず、愚直で傲慢に記者の言葉をそのまま跳ね返しているだけ。勉強していないからこうなる。知識無しで

住宅支援打ち切りの対応をしたのだろう。こだまでしょうか? 


この発言の幕引きを求め福島へ入り謝罪した安倍総理。意外としっかりしている人間性に期待したい。

福島の震災は安倍晋三という人を育てた。政治家ではなく人間が育った。小泉との大きな違いだ。










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百条委員会レベルでの豊洲問題。

2017-04-09 14:39:52 | 政治
あっと言う間の幕切れになってしまった豊洲問題の百条委員会ですが、やっぱり茶番だったと感想を

述べる前に茶番にも成らなかった。 石原ファミリーの往生際の悪さは天下一品で良識の欠如。

何も今更、誠心誠意に答弁したとて、これまでの積み重なった悪行に無罪放免など考えられないなら

いっその事もうひと踏ん張りで切り抜けて墓場まで持って行くのがベストだ。今頃はこんな心境だろうな

元副知事の浜渦に限らず石原ファミリーの面々は。

飛ぶ鳥跡を濁さずで最後ぐらいは少しのスズメの涙程度の責任を感じて、真っ当に締める事も無く、

知らぬ存ぜぬ忘れたの答弁が長く続く訳も無く、都議会の百条委員会の審議に意味が無かった。


汚名を世襲で持って残酷なまでに息子の石原伸晃やお天気良純や宏高に受け継いでもらうのが良い。

ここで終わらない続行です。売国奴政治は終わらせない。世間体をつける良純に総理の椅子を狙い

あわよくば日本全体を売りとばす男になるのか伸晃は、宏高に関しては議員の立場さえ危ぶまれる

ようでは世界中から新自由主義の魔の手が伸びて来るでしょう。


一番悪質なのはお天気良純だな。昨今の石原慎太郎の話題に関して誠実なコメントは皆無、その場繋ぎに

馬鹿オヤジ石原慎太郎の破天荒ネタで笑いを取り真剣な姿勢を崩すだけで風刺にもならない。

ピエロを演じて笑いで相手に『油断をさせる』これが良純の魂胆だ。 安易な親近感を捨てるべき存在。


もっと百条委員会のレベルで扱われる豊洲問題に目を向けるべきなのだが、どこか腫れ物に触るように

なってしまった。都議会の審議により問題のレベルが下がったのは一体どういうことなのか。


豊洲問題で石原慎太郎は小池百合子の移設延期により700億円もの予算が嵩んだと主張しているが、

まるで詭弁。もしくはそれ以下の語り口。


このまま豊洲市場で汚染の危険を無視放置して将来に借金負担を残すか、今の段階で700億円を掛けて対策を

取るかが問われている。決して財政が嵩んでいるわけではない。こうした一般的知識の発言さえも解決しないのは

やはり良純が悪いようだ。









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