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震災から6年目の癌罹患者数の・・・

2017-09-20 00:17:51 | 社会
もはや3.11震災から6年以上の月日が流れ、当初は日本人として一生残ると思われた記憶も多くの人からは

想いが離れたのではないだろうか。2015年にジャーナリストでありながらチェルノブイリ原発事故を経験した

人達の証言を扱った作品でノーベル文学賞を受賞したスヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチ氏を考えれば

日本の3.11震災事故もまだまだ扱える部分があるように思える。 地獄の沙汰も金次第で、日本の原発事故からの

復興はチェルノブイリより数段早かったように思う。 しかしそれは福島原発が海に面しており、闇の内に汚染水の

海への流出が有ってのことだとすれば話は違ってくる。 場合によっては3.11震災と3.11震災による原発事故を調査解明しようと

するモチベーションを下げてしまうこともあるだろう。




2016年に新たに癌であると診断される罹患者が年間100万人に上ることが解った。それから一年後の今年2017年になり

同じ癌の罹患数予想を調べようにもデータが中々見つからない。去年の100万人越えが余りにもセンセーショナル過ぎて

巷での話題性も注目度も高かったのだが、今年の数値が公表されないのは何故なのか。

知りたいのは年間100万人の癌罹患者が震災からの影響の頭打ちの天井に届いたのか、それともこの数値は更に増加する

傾向にあるのかが知りたい。震災による原発事故による放射能汚染の被害は間違いなくあると判断して良い。震災後の

放射能汚染を必要以上に恐れる人を「放射脳」呼ばわりにして否定することは間違いなく通用しなくなっている。

どの程度の被害が出るのか慎重に確かめる必要がある。 それが震災から6年経った今の課題だと思う。


今では御用学者であっても原発事故による放射能汚染やセシウム被害の恐怖を否定し、無理やり安心させようとする者は皆無である。

しかし現実として残念ながらこうした悪意ある風評被害を間違いえた認識を与える行為が政府主導であったことも忘れてはならない。


※補足

チェルノブイリ原発事故の後数年は毎年のように被災地ではがん検診が行われたが数年後に予算の都合で2年に一回となった。

事故後4年間は毎年行われ、5年目のがん検診は無く、6年目からは2年に一回の検診として行われた。 このソビエト時代のがん検診の情報が

正しければ、チェルノブイリ原発事故後の6年目のがん検診からは大幅に癌罹患者が増加したことも正しい事実認識として扱われなくてはないらない。

つまりは原発事故後6年目に癌の罹患者がどれほど増加しているかということ。放射能汚染の潜伏期間が6年である確証はないけれど。

















コメント
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