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地下鉄サリン事件の実行犯の極刑の陰で。

2018-08-21 23:34:46 | オカルト
2018年の夏は40℃を超す連日の酷暑から始まり雨台風を過ぎ8月半ば頃から和らいだ日差しのお蔭でやっと

普通の夏らしさを感じる事が出来るようになりました。それまでの夏は茹だる様な暑さに自然災害。猛暑で

酷暑で熱中症対策ばかりでしたが、台風も過ぎそろそろ納涼の夏が始まっていいかなと思います。そんな訳で

オカルトなお話です。この夏平成30年の平成元号最後の夏に23年前に起きた平成7年のオウム真理教地下鉄

サリン事件の死刑囚13人の極刑が執行されました。残念なことに刑執行の前夜に上川法務大臣が議員宿舎で

自民亭たる飲酒を伴う会合に参加していた事が判明し緊張感の無さを露呈しました。オウム死刑執行を目の前に

自民党は勝利を確信して一足早い祝杯を挙げたつもりだったのか詰めが甘いと言わざる負えないです。もしくは

これで心配され政府にとって不都合な真実は世には出ず隠蔽できるとホッとした部分もあったのかもしれない。



どうやら警察組織はこの「オウムサリン事件」を一つの“絵踏み”として用いて反社会的な団体や組織に対抗

してこそ社会正義とする認識を国民に強めたい下心があるらしい。どこか戦時中の鬼畜米兵のスローガンと似た

ような臭いがする。こうしたオウムとの相対関係によって警察組織の信頼が取り戻せるかと言えば、必ずしもそう

では無い。警察官僚の浅はかな思考がお恥ずかしい事態だ。


今の日本人はそこまでバカでもなければ無垢でもない。お国様の声一つで動かせるものではない。世界情勢では

中東の国シリアでサリンが一般市民に向けて使用されたことで国際問題になっていて、その使用を巡りシリア政府

側なのか反アサド政権のシリア自由軍なのかもしくは後々にシリアで勢力を伸ばすイスラム過激派が行ったモノな

のか国連は定かにしていない。またシンガポールの空港で北朝鮮の金正男が暗殺された時に使われたものもVXガス

かサリンだとされている。


一般的な日本人は23年の歳月の中でサリンに対する認識を変えてきている。サリンやVXガスなどの化学兵器は必ず

しもオウムに代表される反政府的な立場のカルト集団によって使用されるものでは無いと考えている。それどころ

か国家的な組織が生産し使用するケースが一般的であり、いわばオウムのサリン事件はコピーキャットだ。行政の

省庁制度のようにオウム組織内でも役職割があったように方法論としてオウムは国家体制を模倣しているに過ぎない。

ならばサリンなどの毒ガス攻撃に対する恐怖心は当時のサリンの代名詞オウムなどのカルト集団では無く警察や自衛

隊だと思われる。これで地下鉄サリン事件の対応や準備が良かったなどの理由に大方の想像が着く。そして政府筋の

警察がサリンなどの化学兵器を所持使用する目的が解れば尚オウムサリン事件は真相を明らかにする。


何時か近い未来に日本政府関連の組織によるサリン使用の事実が認められたらば、多く事が明らかになるだろうそれは

オウムサリン事件ばかりでなくミサイル発射問題で揺れる日朝関係における2017年に暗殺された金正男の件も含めての

ことである。











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