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自民党総裁選カギを握るのは島根県。

2018-08-05 23:49:50 | 国内国際情勢
2018自民党総裁選では安倍総理の対抗馬に成り得る最有力候補の岸田派が早々に出馬辞退を決めて現総裁

率いる細田派は安倍晋三の3選に大きな弾みをつけた。更には党内に杉田水脈たる刺客を送り込み先手を

打ち党内の他の派閥をけん制するも二階派はそれを懐柔で収めたが石破派は思わず噛みついてしまったLGBT

批判問題の生産性の無さ。政治家としての薄っぺらさがいきなり出てしまった石破茂には虎視眈々と9月の

総裁選で打倒安倍を目論むも期待度も減って只の邪魔者になった。しかしまだまだ油断が許されない時。


2012年の自民党総裁選では無派閥ながら尖閣諸島領有権を巡る日中国交悪化などの安全保障の面で強い発言が

目立ちネトウヨの追い風を一身に受けて地方票を獲得して、第一回投票では安倍晋三を上回る大健闘を見せた

ものの議員による決選投票では逆転を許して敢え無く総裁選に敗れた石破茂。当時のネットアンケートでも総理

大臣になって欲しい政治家の第一位に選ばれていたのは伊達では無かった。 恐らく後にも先にも石破茂が政治

家として最も輝かしい脚光を浴びる機会はこの時がピークだろう。しかし本人談では安倍信者のネトウヨによる

落選ネガキャンに悩まされていたとしている。私の感想記憶からすれば、石破茂はネットアンケート調査の結果

でも解る通りにネトウヨから多大なる支持を得て大躍進をしていたはず。決してネトウヨの意見は石破茂にとって

ネガティブな内容では無かった。例え批判が有ったとしてもそれは一部であって大部分のネトウヨは石破茂推し

だった。物事を針小棒大に語り安倍総裁に負けた腹癒せをしているように感じた。



2015年の自民党総裁選ではアベノミクスの経済政策がまだ効果を発揮しており、前年度2014年の総選挙でも安倍人

気の高さに支えられ立憲民主相手に自民党は議席数を維持した。これに党内からは誰も立候補せず。安倍晋三の無投

票での再選が決まった。しかしこの総裁選の3週間後にはこれまで無派閥でいた石破茂が今の安倍一強の状況に何

もしない訳にはいかないとして自らの派閥を結成した。常々党内の派閥政治に批判的だった石破茂が反安倍を掲げな

がらも不甲斐無く候補者さえ立てられなかった。20人の推薦人欲しさからかこれまでの派閥批判の発言を180℃覆して

まで自らの派閥を結成する道を選んだのは党内に限らず政界全体にも異様な感じを与えた。

しかし敢えて言及すれば、2015年は1月から中東でISISの日本人人質事件一色で、安全保障や日米軍事同盟における

難しい問題を日本人が直面する機会が多かった。事件に奔走する安倍政権の閣僚達の傍らで安全保障の問題で強みを

発揮するはずの石破茂は期待外れで何も活躍が出来なかった。殆んど出る幕が無く存在感さえなかった。

この頃からか石破茂は軍事関連の知識の豊富さから安全保障で頼りになると思われていた印象が崩れ似非保守の軍事

オタクと軽蔑されるようになっていた。石破茂が総裁選で相手にされなくなったのは派閥中心の数の原理で日陰に追い

込まれたのでは無く、軍事インテリのメッキが剥がれて実際は役に立たないと知れ渡った為だと思われる。



2018年の自民党総裁選では3度目の正直で派閥を作った石破茂が打倒安倍を掲げて立候補するかどうかも解らない段階

ですが、2010年に政界から引退したはずの元参議員の青木幹雄が竹下派の参議員に石破支持を打診し総裁選で担ごうと

する動きがみられる。安倍総理の対抗馬として石破茂を持ち上げる。そんな二人の間にあるのは6年前の総裁選で議員に

よる決選投票で安倍の逆転を許して敗北した石破茂の因縁よりも大きいかもしれない旧経世会竹下登の島根県。

島根県選出の議員は竹下派の竹下亘、細田派の細田博之、元参議員の青木幹雄も島根県。普段は地味で目立ちませんが

この夏一番熱くなるかもしれない中国山陰地方だ。














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2年9か月で迎撃システムPAC3が撤収。北朝鮮ミサイル問題。

2018-08-05 23:36:15 | 国内国際情勢
2017年日本ばかりでなく世界中を騒がせた北朝鮮のミサイル発射問題は陰謀論の場であらゆる憶測を呼ぶも2018年

のシンガポールで開かれたトランプ大統領と金正恩書記長による米朝首脳会談によって一気に沈静化に進んだ。

これにより2015年10月より全国6か所に配備されていた迎撃システムPAC3が2018年7月で解除撤収された。国会で安保

法制が議論され日米軍事同盟の真価が問われている時に日本に配備される軍事装備品の多くは注目を浴びましたが、

今では誰からも相手にされなくなりました。自衛隊人気も低くひっそりとしたPAC3の撤収でした。



PAC3を始めオスプレイなど当時は聞き慣れない軍事関連の専門用語ばかりで困惑をしましたが、今になって思えば

一般人には不必要な知識ばかりだったと思う。どうしても軍事の専門的な知識が無くては安全保障の議論は進まず

置いて行かれるようでもあった。しかし何故軍事の専門的な知識分野でしか安保法制が語れないのか不思議だったし

釈然ともしなかった。どこかで計画的に態と国民に解り難くして説明しても理解出来ない話に仕立てたのだと思う。

安保法制を特殊なモノ扱いにすることで普通の人には取っ付き難くし敷居を高くして有権者から引き離したのだと思う。


そればかりか日本の軍事力の性能の高さを詠う割には実際には役に立たず、お高い装飾品としか感想を持てないモノ

もある。 ここ数年来の軍事に対する関心の高さと防衛予算の右肩上がりの増大は自衛隊の編成が儘ならず減少傾向が

続く状況と反比例をしていて幾ら虚勢を張っても本質的な問題を解決できない防衛相の無責任な職務を現している。

そこに専門的な知識や言葉は要らず、閉鎖的で組織的悪質な隠蔽体質と呼ばれるだろう。財務省や文科省に続き今後は

防衛相の内部まで官僚政治にメスが入るのだろう。長期的な体力の無い政策だったと思う。予算が幾らであったかは

敢えて勘定しない。










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