洛陽堂の経営が曲がり角にさしかかった時期の出版書の書目。
大正7年は出版不況で紙の値段が高騰、雑誌「白樺」から撤退した直後で、雑誌「良民」、「都会及農村」だけが出されていた時期のもの。大正11年のものは河本亀之助の死後弟の俊三時代のもので、関東大震災直前にだされている。売れ残り本の一掃を目指し特価販売を行っていたようだ。
大正7年版の洛陽堂出版書目の中身
大きな文字はよく売れている本か、洛陽堂の営業面で一押し本なのだろう。鈴木貞美編著『大正生命主義と現代』の中では永井潜の存在は周辺に追いやられている感じだが・・・・。
大正7年は出版不況で紙の値段が高騰、雑誌「白樺」から撤退した直後で、雑誌「良民」、「都会及農村」だけが出されていた時期のもの。大正11年のものは河本亀之助の死後弟の俊三時代のもので、関東大震災直前にだされている。売れ残り本の一掃を目指し特価販売を行っていたようだ。
大正7年版の洛陽堂出版書目の中身
大きな文字はよく売れている本か、洛陽堂の営業面で一押し本なのだろう。鈴木貞美編著『大正生命主義と現代』の中では永井潜の存在は周辺に追いやられている感じだが・・・・。