- 松永史談会 -

   こんにちは。ご機嫌如何ですか。

なかなか面白い高島の講述本

2014年03月21日 | 教養(Culture)
ドイツの生物学者ヘッケルの 「個体発生は系統. 発生を繰り返す」 という 「約説 原理((Rekapitulationstheorie ,Recapitulation theory))」・・・・高島の講演には横文字がよく飛び出した。


やや誇張はあるが、名人高島の講演本「家庭における児童教育
とにかく面白い!

冒頭、子供の教育を家庭・学校・社会の3者が担っていくべきたどいう高島の主張は今日では当たり前のことだが、大正期にそう明言していた先進性には・・・・
消費者として父兄を対象に子供グッズとか、子供向けの健康食品とか・・・・大正末期はそういう時代の到来期だったようだ。






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ルウドルフ・マグヌス [原著] ; 小川政修 [訳編]「自然科学者としてのゲエテ」

2014年03月21日 | 断想および雑談
ルウドルフ・マグヌス [原著] ; 小川政修 [訳編]「自然科学者としてのゲエテ」
原タイトル: Geoethe Naturforscher;附: 自然科学者としてのゲエテ及其シルレルとの特殊関係 (Rudolf Virchow)

「国立国会図書館のデジタル化資料」より

[目次]
標題
目次
緒言 / 1
第一章 自然学者としてのゲエテの閲歴 / 13
第二章 骨学及比較解剖学に於けるゲエテの業績 / 40
一 間顎骨の発見 / 40
二 頭葢骨の脊椎変形説 / 51
三 原型 / 54
四 比較研究法 / 57
五 部分相関の原則 / 62
六 神と自然 / 67
七 晩年の業績 / 69
八 補記 / 74
第三章 ゲエテと植物学 / 79
一 リンネ系統の打破 / 79
二 原始植物 / 85
三 植物変形論 / 91
四 ゲエテとシルレルと接近の機縁 / 100
五 其他の研究事項 / 105
第四章 ゲエテの色彩学 / 109
一 総説 / 109
二 生理色 / 114
三 理学色 / 137
四 化学色 / 147
五 色彩学史料 / 149
第五章 自然科学者としてのゲエテ / 156
附録 自然科学者としてのゲエテ及其シルレルとの特殊関係 / 191

向かって左側は序文で畏友永井潜の勧めでとある。右側は九大医報に掲載されたものを九州大学出版会から出した改定増補版。ここでは東京洛陽堂版にあった永井の名前は消えている。





刊行年月:大正5、ページ数:262p 図版10枚



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西川「富の制圧」明治36-38の印刷は国光社

2014年03月20日 | 断想および雑談
広範な読者の教養水準に合わせるとこういう感じの本になるのだろうか。よちよち歩きの国民国家段階に舶来の政治思想の雰囲気だけを持ち込んだ場違いさだけが痛い!西川はその後十年も経たないうちに懐柔され、天皇陛下万歳を唱えだす




西川「富の制圧」明治36-38
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松本孝次郎「家庭に於ける児童教育」

2014年03月20日 | 断想および雑談
タイトル
家庭に於ける児童教育
著者
松本孝次郎 著
出版者
国光社
出版年月日
明39.11




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松本孝次郎

2014年03月20日 | 断想および雑談
松本孝次郎
松本孝次郎

75ページ
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高島平三郎の表象研究

2014年03月20日 | 教養(Culture)
雑誌「児童研究」は我が国における児童研究に決定的に寄与をしたと評価されているものだ。
明治31年11月にその「児童研究」創刊されているる。ここで取り上げるのは第一書房から復刻された第一巻(1-10号)。中々興味深い児童の心性研究資料が掲載されていた


鴨沂会雑誌12(明治32年11月刊)に高島が執筆した明治32年といえば彼が講師として京都府教育会から招かれて教師を対象とした児童心理学講習会を開催した年(明治32年6月24日)に当たる。当時の高島は
①師範学校教科用書・心理綱要 明治26年12月  普及社
②師範学校教科用書・内国教育史要  明治26年6月 普及社
③訂正増補心理漫筆   明治31年 開発社

を刊行しており、我が国の教育界から注目される存在だったことが判る。
高島による画期的な児童画の分析(明治31年)


ロンドン市中で見かけた子供の落書き絵。坪井は左向きの絵像が多いことを指摘し、それは右利きの人間が線を無意識のうちに中心に向かって引く形で描画するためにそうなったと説明している。坪井が科学的思考のできる人間であったことが判る。 


漁村地域(千葉県安房郡船形(現在館山市船形))の児童が描いた様々の船の絵


民族学者が扱いそうなケイ(Kei)島民の描い洞窟内の壁に描かれた岸壁絵


児童画研究の方法を体系にに論じたのが、高島の弟子:児童心理学の関寛之の兄貴:関衛であった。



昭和8年。関衛の処女作は『天候と人生』、洛陽堂、大正8年。大正8年は弟の寛之が『児童学概論』洛陽堂から出した年に当たる。『天候と人生』は美術が専門の関衛からすると専門外の内容だが、中身はまことに素晴らしい。


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The History of Prehistoric
Research in Indonesia to 1950
Received 16 January 1968
R. P. SOE]ONO

RELIGIOUS ART OF MALUKU TENGGARA. © NICO DE JONGE
MASTERPIECES IN THE COLLECTION OF THE NATIONAL MUSEUM OF ETHNOLGY AND THEIR CULTURAL CONTEXT
Digital publications of the National Museum of Ethnology


高島は舶来の歴史主義的&進化論的学説をうのみにして人間ー動物という尺度の中では子供は動物に近い存在、文明人ー原始(野蛮)人という尺度の中では子供は原始人に近い存在と考えていた。
本雑誌ではここで挙げた児童画と未開人の岩絵との形態的な類似性を指摘し、自説の正しさを再確認する形をとっている。

このようなイメージ研究を定式化することは明治30年ころの段階ではやっと緒に就いたところであり、中々説得的な論理(言語論理的説明)を展開することは至難の業だったろう。高島の当時の表象分析の水準は児童研究1-4(明治32年)掲載の「想像作用の研究」を読めば十分だろう。その着眼点と洞察力、学校教員に対する提言のどれをとっても画期的というか、その凄さ(=水準の高さ,むろん今日的に見れば不十分な面はあるのだが)には目を見張るものがある。
その後児童画を使った精神分析研究などが登場するだけだが、それらの研究の問題点は上滑りし、往々にしてフロイトやユングの夢分析レベル、下手を打つと、それらをベースにした「夢占い」に終わりやすいという点だろか。

高島は児童に寄り添った教育実践をした訳だ。したがっておのずから文部次官経験者沢柳政太郎(著『実際的教育学』同文館、1909年2月 )とは肌合いが・・・・。


関衛の児童画研究に与えた高島平三郎の影響
児童画と精神分析研究事例
LEROI-GOURHAN A. Le geste et la parole. TT. I - II Paris, 1964-65.
LEROI-GOURHAN A. Prehistoire de l'Art occidental. Paris. 1965 (1971,1998).
LEROI-GOURHAN A. Dictionaire de la prehistoire. Paris, 1988.
児童画の研究
子どもの絵の意味などについて書かれている本はあるか?

教育時論・教育壇・児童研究などに投稿した論文などは高島の人と思想を探る上で役立ちそうだ。

高島平三郎の児童研究の今日的評価

高島の研究は関寛之の実兄:関衛の著書『児童図画心理学』によって完成された。


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女教員の真相及其本領

2014年03月18日 | 断想および雑談

女教員の真相及其本領(大正6年・後藤静香)(解説:新井淑子)女教員の増加傾向、女教員の欠陥、女教員の真相と改善、有夫女教員問題、女教員の健康、女教員の修養、他『近代婦人問題名著選集(続編4)』

中嶌邦監修、昭57、日本図書センター

A5箱、452p


女教員の真相及其本領 [明治・大正教師論文献集成30] 

後藤静香、ゆまに書房、平3、1冊

復刻(原本・大正6年刊) 大学除籍本(消印あり、背にラベル貼付) 本冊・本文は良好


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古宝礼芳宜 悼母歌文集

2014年03月15日 | 断想および雑談

藤井乾助(台湾台中明治町)編刊「古宝礼芳宜 悼母歌文集」私家版「玲瓏山房蔵書」、大正7年

 高島平三郎「浜子刀自の追憶」河東碧梧桐、塩谷鵜平他「悼句」島木赤彦他「弔歌」など





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○ 田辺&村松「童話童謡及び音楽舞踊」大正12年

2014年03月15日 | 断想および雑談
童話童謡及び音楽舞踊

田辺尚雄・松村武雄・田辺八重子/講、大11

児童保護研究会 初版 函 背ヤケ


童話童謡及音楽舞踊

児童保護研究会 編



[目次]
標題
目次
童話及び童謠
第一編 童話
第二編 童謠
兒童の音樂
序論 / 1
第一章 兒童音樂の原則 / 10
第二章 兒童が唱歌 / 20
第三章 兒童唱歌の教授法 / 32
第四章 音樂教授に蓄音器の利用 / 45
第五章 音樂鑑賞力の養成 / 59
家庭の舞踊
序言 / 1
第一章 家庭踊の由來とその特徴 / 9
第二章 家庭踊の踊り方 / 13
あとがき / 47


兒童の音樂 田邊尚雄, 田辺尚雄
家庭の舞踊 田邊八重子, 田辺八重子
童話及び童謡 松村武雄





田辺は後年文化功労者となる音楽学者だが、高島が校長を務めた女子高等学園で一時音楽の教師をしている。

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実際的児童学

2014年03月14日 | 断想および雑談
タイトル実際的児童学著者松本孝次郎 著出版者同文館[ほか]出版年月日明34.12
実際的児童学

松本孝次郎 著


共同刊行: 吉岡平助 (大阪)

「国立国会図書館のデジタル化資料」より

[目次]
標題紙
目次
緒論
児童研究の必要 / 2p
本論
第一 家庭及学校と児童 / 16p
第二 児童の精神活動 / 33p
第三 感覚教育 / 61p
第四 遊戯及玩具 / 94p
第五 童話に関する研究 / 115p
第六 児童の情育 / 143p
第七 児童の類別或は典型 / 174p
第八 青年期に就きて / 208p
第九 児童の教授及び訓練に関する注意 / 220p
第十 学校観察 / 258p

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児童研究法

2014年03月14日 | 断想および雑談
タイトル
児童研究法
著者
教育研究所 編
出版者
右文館
出版年月日
明33.2
シリーズ名児童研究文庫 ; 第2編


目次




目次 / (0003.jp2)
第一部 家庭に於ける児童研究 / (0006.jp2)
第一 児童精神発達誌に関する注意 / 1p (0006.jp2)
第二 児童観察の要項 / 5p (0008.jp2)
第二部 学校に於ける児童研究 / (0048.jp2)
緒論 / 84p (0048.jp2)

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石井賚三「電灯電力電鉄及屎尿公営に関する新研究」大正10年、洛陽堂

2014年03月13日 | 断想および雑談
タイトル
電灯電力電鉄及屎尿公営に関する新研究
著者
石井賚三 著
出版者
洛陽堂
出版年月日
大正10


河本俊三はこんな本を出版した。彼は白樺同人に対しても経営の負担になっていた彼らに対して相当嫌味なことを言って武者小路あたりからも嫌われていたらしい。胆力のなさと経営感覚のなさが痛い俊三だったように思われる。
河本俊三時代の出版物だが、こんなものをよく出版したものだ
石井賚三 は広島県人では?
  沼隈郡松永町の吉井石井家の息子で得雄の弟、墓地は今津薬師寺石井一族の新墓地にある。東京帝大法科を卒業し、一時期朝日新聞名古屋支局長を務めるが、退職し、東京に出て入江屋石井家の再興のために企業経営(電気時計の製造)に乗り出すが、関東大震災などで被災するなど不運が重なり、失敗。ただ、いちはやく電気に注目した松下幸之助と同じ着眼点を持った起業家だった訳だ。石井は社交的だったこともあり東京在住の福山出身者の郷党組織・福山学生会の役員など努め、郷党の間に知己が多く、没後かれの追悼録が福山学生会雑誌掲載されていた。

三島蕭三(みしましょうぞう、高須村、東京帝大医科卒、法医学、関東大震災で被災。疎開させた娘は尾道高女に一時通学、瀬戸町出身の高須小学校校長三島静の息子ではなかったかと思っているところだが、大正13,14年頃尾道高女子に籍を置かれた娘さんのことを含め、いまだに消息不明状態)・石井賚三(らいぞう)
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鴨沂会雑誌第十二号(明治32年12月)

2014年03月13日 | 教養(Culture)
古書店で珍しい校友誌を見つけた。わたしは以前京都府立鴨沂高校の近所に10年程居住していた関係で鴨沂高校のテニス場隣の古風な洋館の存在には気づいていた。ところが、左程気にも留めなかったので、恥ずかしながら昔の記憶と鴨沂会とが結びついたのはついさっきのこと。いまは公益社団法人京都鴨沂会が古風な洋館=鴨沂会館を運営しているらしい。

所在地は河原町荒神口西入る、護浄院(通称 清三宝大荒神)の荒神口通りを挟んで北側。古風だけどモダンで京都府立文化芸術会館の建物ともども中々控えめだが品よい洋館だ。ここが京都鴨沂会館の場所。念のため再度表示!ここだ鴨沂会館
鴨沂会雑誌を見ると国学者猪熊夏樹の名前も・・・・。志知ふみが新設された日本女子大学校(高島平三郎は明治36年嘱託教授に就任)への進学希望を口にしたときに学校を愚弄するつもりかと叱ったという人だ。当時の志知はキリスト教社会主義関係の講演会(足尾鉱毒事件)に出入りし、女学校の教師たちからマークでもされていたのだろうか。


昭和11年十河安雄設計の鴨沂(おうき)会館

女子教育の重要性を力説していた高島平三郎「女子の天職」(進化論、遺伝という外来の新しい概念を紹介しつつ、男女の社会的分業を説き良妻賢母の奨励、文章を一読して感じることは高島は物事を順序立てて説明し知的にも当時としては垢抜けした感じ)。河原一郎は西川文子『平民社の女ー西川文子自伝』にも登場する京都府女学校在勤26年の名物校長。


わたしが入手したものは植木美津代(みつよ)という人物の所有物だった。彼女は現在の長崎市雲仙市出身で、宮家の子女が入学した日本有数の名門女学校:京都府高等女学校出の(裕福な家に生まれた)才媛だったようだ。肥前国南高来郡多比良村の植木といえば・・・・・植木元太郎という人物がGoogleすると簡単に検索できる。この人物の周辺に京都府立女学校卒の才女植木みつよ(美津代)はいたのだろうか。


鳳さとは後年、旧友志知ふみの兄善友と結婚


鳳さとは本書にいくつかの短歌を書いている。寄稿文は「質素倹約」の勧め、それに対して志知ふみは国民の健康を引き合いに出しながらの強国論。
共に古臭いお決まりのテーマ(雑誌の性格上「教訓」・「決意表明」が中心)だが、志知には当時から国家や社会に対して向けられる独特のまなざしというものがあった事が判る。
女学生の寄稿文を通覧すると「言語は心の絵なり」というのもある。「平安の都」とか「和歌の浦に遊ぶ」とか「香港の御話」とか、「汽車」「電信機」・・・・・これら以外は「目的なき舟には順風なし」といった優等生的というか教訓めいた型通りのものがやや目立つかな~
わたしが一番興味をひかれたのは当時の女学生たちの文体が近世的なものから近代的なものまで各人各様な点。

鴨沂会雑誌の分析例

この鴨沂会雑誌は京都府立総合資料館に明治23-昭和13分が所蔵されている。

児童研究1-8(明治32年)雑録(423頁)によれば、高島は明治32年3月23日 京都府教育会の招待講演会。24日より1週間児童心理学の集中講義(講習会)。
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日本美術画譜

2014年03月13日 | 断想および雑談
明治~昭和初期の本は広告が史料的に面白い。
鴨沂会雑誌に木版画を掲載した望月玉泉、前田玉英(望月玉泉門下)らは上村松園の画学校時代の顔見知りだが、望月は京都府女学校の教師になった。ここで紹介する画譜には望月の名前も・・・・。

タイトル
日本美術画譜. 上編
出版者
日本美術新報社
出版年月日
明43.2


望月玉渓と望月玉泉が同一人物ではない? この望月の名前と上村松園のそれが見受けられる。


望月玉泉の絵に猪熊夏樹の讃。かれらは明治32年段階にはともに京都府高等女学校で教鞭をとっていた。

玉泉と夏樹の筆跡が同筆に見えてしまう?!

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高島平三郎「心理学綱要」大正15年 広文堂

2014年03月12日 | 断想および雑談
タイトル
心理学綱要
著者
高島平三郎
出版者
広文堂
出版年月日
大正15


哲学の本かと思いきや、高島の”心理学原論”だった。恩師元良勇次郎「心理学綱要」明治40年と同じタイトルの著書だ。大泉溥によればブント流の心理学との話だが、覚生・悟性・理性という心理の3段階カテゴリーはカントそのもの。わたしなどは対象こそ絵画ではなく人間心理だが美術史家エルヴィン・パノフスキー(Erwin Panofsky)の「イコノロジー研究」の方法をふと思い出した。

タイトル
心理學綱要 第五版
著者
元良勇次郎 著
出版者
弘道館
出版年月日
1908/5/20

高島平三郎 著「心理学綱要」

[目次]
標題
目次
第一篇 緒論 / 1
第一章 定義及び略史 / 1
第二章 研究法 / 10
第三章 區分 / 15
第四章 精神作用の生理的基礎 / 18
第五章 意識及び注意 / 42
第六章 精神作用の區分 / 60
第二篇 感覺階級 / 67
第七章 感覺(上) / 67
第八章 感覺(下) / 92
第九章 感情概説 / 110
第十章 初歩感情(單情) / 119
第十一章 意志概説 / 129
第十二章 生理作用と初歩意志 / 135
第三篇 表象階級 / 175
第十三章 知覺(直觀) / 175
第十四章 錯覺 / 202
第十五章 表象及び記憶 / 236
第十六章 想像 / 264
第十七章 情緒 / 285
第十八章 慾望 / 319
第四篇 思想階級 / 347
第十九章 思想作用 / 347
第二十章 概念・判斷及び推理 / .365
第二十一章 情操(上) / 388
第二十二章 情操(下) / 416
第二十三章 意志作用 / 448
第二十四章 自我 / 456
第二十五章 心理法 / 481






復刻版が『高島平三郎著作集・第6巻』として出されている。
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