カイツブリ2021 8/13 カイツブリ親子の旅は続く 砂の器みたいだな…

2021/8/13　金曜日　晴れ

昨日は　いつもの浮巣のある所の周りでゆっくりと雛と２羽で名残を惜しむように泳ぎ回っていたお父さんカイツブリ親子でしたが　浮巣の状態を見るともはやここには戻ってこないのではないかと思わせるところがありました
このまま雛と２羽で　大海へと旅をするのではないかと予感させるものがありました

そこで今日のお話となります

下ノ橋に到着すると
水の中には



バンの幼鳥の姿しか見えません



浮巣を見ると

もうほとんど水没しており　以前の跡形もなくなっています
巣はもう手が入っていないのが伺えますね



街道を歩いて　カイツブリ探しの旅が始まるのですが

灌木の上にはホオアカが見えます



A-水門の前には

アオサギの姿が見えます



そのまま進んでゆくと　A-水門の手前のところで
アオサギの右の水の中に


小さくゴマ粒のように黒いシルエットが見えました






無理に引き延ばして見ますが　お父さんカイツブリと雛の姿が見えました
他の雛たちの姿は見えませんが　昨日浮巣のところにいた親子がここまでやって来ていたようですね


どうやらやはり　浮巣を捨てて長い旅に出たようですね
まるで松本清張の　砂の器に第二部で故郷を捨てて旅を続ける親子のようです
ただ　彼らの場合は雛がこれから大きく成長してゆくがための旅になりますので
そこには大きな違いがあり　彼らの場合は希望に満ち溢れた未来があるようですね



お父さんとたった二人で










マンツーマンで過ごす雛の日々ですが　２羽にとって　特にこの幼い雛にとっては
忘れることのできない楽しい思い出となることは想像に難くありませんね
楽しそうな雛の様子が見てとれます



突然雛を置いて走り出すお父さんです

これも子育ての一環でしょうが


そのお父さんを必死に追いかける




雛の姿が見えますね
シルエットだけになりますが　心に残る光景です






2羽の楽しい時間が過ぎてゆきます…



突然駆けだす

お父さんを



雛が




追いかけてゆきます



さっきのアオサギの向こう側を

お父さんが駆けてゆき



その後から

雛が追いかけてゆきます










蜂蜜のように甘い時間が続いてゆきます



沼の中にポツンと見えるカイツブリ親子ですが
この後どこまで旅をしてゆくのか気になるところです…。

そんなお話でした
それでは　また